ツレズレ日記

(10月)

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2012 10月6日  SAT

「うつくしま福島」は人もあたたかでした前編@福島ツーリング。世間は三連休ですが、私も珍しく三連休です(笑)。「ッシャー!ここぞとばかりに走り倒すぞ!」と気合十分!なんせ9月は原付運動会以外でバイク乗ってないもんね。どこに行こうと考えることもなく「福島!」と決定(笑)。無料開放中の「磐梯山ゴールドライン」「磐梯吾妻レークライン」「磐梯吾妻スカイライン」を、ぜひバイクで走ってみたかった。そして福島に行くなら「須賀川カブ主会」の皆さんにも会いたい!。と言うわけで?往復700キロ超の福島ツーリングが決定(爆)。朝、自宅を出発。国道4号線を順調に南下。仙台市内の渋滞を避けようと国道457号線に進みます。いつもSUGOサーキットに行く時に使っている道です。交差する国道48号線に走りますが、記憶と景色の雰囲気がおかしい?看板を見て気づきました「仙台ハイランドに向かってる・・・」。行く方向が逆です(汗)。焦って引き返しますが、今度は48号線のバイパスから県道31号線への降り口を見落とし、渋滞で引き返せずそのまま青葉山トンネルを通過。思い切り仙台市内に入ってしまいました(汗)。仙台市内を避けるはずが、仙台市内に突入。なにをやってるんでしょうか?私は。自分のトンチンカンぶりに涙が出そうです(泣)。八木山の入り口で引き返し、また青葉山トンネルを通過して、今度こそ県道31号線に降りる事が出来ました。一安心ですが、これで一時間の遅れ(汗)。その後、順調に走行してSUGOの入り口を通過。村田町内を走って県道14号線を南下し国道4号線に無事出ました。福島に入り、国道399号線で飯坂温泉の街中を通過して、県道124号線から国道13号線に左折。少し走った右手に「まるせい果樹園」があります。ここは「福島ライダーズナビ」の地元情報が聞ける「ライダーズピット」に指定されています。当然、ここのご主人も奥さんもバイク乗りです。奥さんの勢いに一瞬たじろぎましたが?「試食の梨やらりんご食べて〜」と言われ、素直に食べまくります(笑)。やたら試食が進むのは、迷走したお陰で昼飯も食わないで走り倒していたから(汗)。散々試食しまくったあと?20世紀カブ中年だけに「20世紀梨」を購入(笑)。ここ、まるせい果樹園さんは「バイク好きおくさんのツーリング日記」でよく登場しているので、私はよく知っているのですが、まるせい夫婦は私を知らないので?とりあえず自己紹介(笑)。その後「おくさんネタ」で盛りあがった後、「大人のバイク旅」に付いているスタンプラリーのハガキの話題になり、そのハガキを持ってきたと言うと、まるせい奥様大興奮「いや〜ん♪スタンプ第一号よ〜(爆)」と包装されたスタンプを取り出して興奮気味に?スタンプをスタンプました(爆)。これから様々なライダー達が「まるせい果樹園」に訪れてスタンプを貰うと思いますが、その第一号になったのはラッキー極まりない(笑)。まるせい奥様から、体格のいい男性を紹介されます。「手打ち中華そば和屋」というラーメン屋さんのご主人でした。「あ〜!おくさんブログで見ました!ラーメン食べたかったんですよ〜!」と言うと、今日は早々に手打ち麺が切れて店じまいしたとの事。何時に閉めたのかと聞いたら13時だって(汗)。いつもは15時から16時で店じまいしているらしい・・・凄い人気ラーメン店じゃないですか!。なんて話を?練馬から来たライダーさんと喋ってたら、退散の時間(汗)雨も降ってきそうです。まるせい奥様に「須賀川ってここから何時間掛かりますか?」と聞いたら「すがかわ?あ〜須賀川(すかがわ)ね」とここで間違いに気づく。すがかわじゃなく「須賀川(すかがわ)」が正解。いや〜いままで間違ってしゃべってらった(汗)。距離と渋滞を考慮して2時間くらいと予想。まるせい果樹園のご夫婦と和屋さんの人柄と人情に感謝して見送られて出発。国道13号線を南下して、国道4号線に合流のはずが青カンを見間違えて右折したら、なぜか福島県庁に入ってしまった(汗)。もうだめだ〜脳みそと気持ちがメチャクチャで完全に体が勝手に運転してる。ここで初めて「走り疲れている自分」に気づきます。県庁の前を引き返して、4号線を南下。渋滞しているとはいえ?結構いい勢いで流れています。道もいいし走りやすい〜!。アサヒのビール工場の前を通過。あのタンク群はスゲ〜迫力ですね。そして「ビール飲ましちくれ〜!」と叫びます(笑)。郡山を通過して須賀川市に入りました!。もう日も暮れちゃって夕方って言ってられません(汗)。市内の旅館にチェックインして、荷物を軽くしてまた走り出します。須賀川駅前をめぐって本日の最終目的地「べスパン」に無事到着しました!。工房から「いらっしゃ〜い、よく来たな〜」とミーティングの雰囲気でべスパンさんが登場(笑)。店内の美味しそうなパンを見て、腹ペコが加速します。カブのテールランプ文鎮も見つけました(笑)。事前に頼んでいたパンを出してもらいます。そう、福島ツーの別の目的は「べスパンにパンを買いに来る」ことでした(笑)。北上市から須賀川まで320キロ。ずいぶん遠くからパン買いに来たなぃ〜(笑)。べスパンさんもライダーズピットです。早速スタンプを貰いますが、ここでは三番目でした(汗)。べスパンさんと言えば「須賀川カブ主会」代表であります。ほんで、カブ中年が岩手から来るって事で?歓迎会を開いてくれるとの事。旅館に戻ったらべスパンさんのシトロエンが迎えに来てくれました。べスパン店舗二階で、べスパンさんのほか事務局長の勝新さん家族とすがっちょさん家族、プラスカブ中年で歓迎会スタート!。出て来たビールが「金麦」でした!。これはほんとに嬉しかった。感謝したら「俺も金麦好きなんですよ〜」と勝新さん。あら、会って三回目だけど気が合いそうだわ♪。勝新さんが作ってくれた「かに鍋」と奥様達が作ってくれた熱々のコーンピザとキムチピザがめちゃくちゃ美味しい!そして金麦が進む(笑)。酔っ払う前に?須賀川カブ主会の皆様にお礼と感謝をしました。5月に開催された「カブミーティングin須賀川」に参加したことで、べスパンさんや勝新さん、その他のカブ好きに出会う事ができたこと、そこから「ライズ福島」とライダーズピットの連携によるライダーの誘致を知る事が出来たこと、それを盛り上げる「おくさんブログ」と「福島ライダーナビ」の半ちゃんの存在に気づくことが出来ました。あのカブミーティングのお陰で「福島」と言うキーワードを元に、バイクの楽しみ方がさらに広がったこの数ヶ月でした。・・・そんな事を酔っ払いながら須賀川カブ主会の皆さんにひたすら感謝していました。それと、カブで走るのは大好きな私なんですが、メカメカしい整備の話となるとトントついて行けません。そんなカブ音痴な私を受け止めてくれた勝新さんにありがとうです。勝新さんとスガッチョさんから須賀川カブミーの苦労話なんぞ伺ってお酒は進んでいきました(笑)。私が勝新さんの奥様に馴れ馴れしく「○○ちゃ〜ん」と絡みだしたところで?歓迎会は終了(爆)。カブ主会の皆さん、次の日ツーリングって言ってたけど大丈夫だったかな(笑)。今日はまるせい果樹園の人の温かさと、べスパンさん率いる「須賀川カブ主会」のおもてなしに、甘えまくって幸せな320キロ強のツーリングでした。次回、不安とドキドキと「また振り回された!」となったあと?福島の人の温かさに触れる「「うつくしま福島」は人もあたたかでした後編」へと続きます(爆)。画像提供:まるせい果樹園

2012 10月7日  SUN

「うつくしま福島」は人もあたたかでした後編@福島ツーリング。朝起きたら、須賀川は雨でした。雨ざらしのCB‐Fのイグニッションキーをオンにしたらニュートラルもオイルランプも点きません。「え〜!」と思って?車体を起こしてもう一度キーを回したら、今度は何事もなくランプが点灯し、エンジンも掛かりました。「雨ざらしだったから、どこか接触悪かったのかな?」と軽く考えていたのですが、この現象が今日一日を台無しにする事になるとは、この時、夢にも思わず・・・(涙)。市内のひばり健康ランドで朝風呂して旅館を出発し、またまたべスパンへ向かいます。昨日到着が遅かったので、べスパン店舗での記念写真を撮ってなかったので(汗)。その後、どんぶりが熱いらしい?す○屋で朝食してから、すぐ隣のスタンドでガソリン満タン。ライダーもバイクも腹いっぱいで須賀川を離脱します。県道67号線で猪苗代湖へ向かいます。稲刈りが終わった田んぼの中を快調に走行。雨も上がって日差しも見えてきて、今日一日がすべて上手く行きそうな感じがしました。県道を進むと山道になりコーナーが続きます。最初は楽しんでいたのですが山道を進むにつれ、道路状況がヒドくなっていきます。落ち葉くらいならともかく、小枝や石ころが散乱し、それはひどい状態です。何より不安にさせたのは車が通った形跡がないこと。木の枝がトンネル状になって薄暗く、不気味な雰囲気になっていきました。「千と千尋の神隠し」で千尋の両親が運転する車が、近道と言って森に迷い込むシーンがあったでしょ?あれに近い感じです。その気持ち悪く薄暗いグネグネ道をやり過ごしたと思ったら、今度は深深とした杉林が真っ直ぐ立っています。なんとも神々しい空気が宿っていそうな風景が広がっていました。怖かったのはアスファルトに「コケ」が生えていて、視界全体を薄緑色に変えていました。完全に「もののけ姫」の世界です。マジで「こだま」が出てきそうだ(汗)。「これ、ほんとに県道なのか?夢見てるんじゃないよな?」と思いつつ、走っているとようやく目の前が開けてきて、田んぼや農作業する人が確認できて安堵します。「異世界」から生還してきたような感じがしました。やっと県道67号線と交わる県道6号線のT字路にぶつかります。地図確認のため停車。走り出そうとキーを回したらまたインジケーターが点灯しません。セルが回らないからエンジンも掛かりません。落ち着いて朝やった動作をしてキーを回したらインジケーター点灯、セルも回りエンジンが掛かりました。どうやら本格的に調子悪くなってきたみたい。走りながら原因を考えます。と、考え事してたら猪苗代湖の湖畔の道を逆方向に来てしまった(汗)。今日一発目のUターン。湖畔の県道376号線を走り猪苗代湖を楽しみますが、また道を間違えてUターン(汗)。湖畔の道に戻ったと思ったら、またグネグネの山道に入りました。湖畔に戻れるのかと不安になるくらいの山道で、このまま会津若松に出てしまいそうな錯覚に落ちるくらいの長い山道でした。山道を下っていくと盆地が広がり、遠くに湖畔の風景が見えます。どうやら地図通りのようです(汗)。湖畔の道を過ぎて、国道49号線に合流。ライダーズピットの「カフェマリーナ」へ向かいます。ここのテラスで湖面を疾走するジェットスキーでマリンスポーツを楽しんでいる人達を見ながら、ブレンドコーヒーを頂きます。カフェマリーナさんからスタンプと「ライズ福島」の会津バージョンステッカーとバンダナ、それとブレンドコーヒーをもう一杯サービスしてくれました。隣の席でランチメニューを食べている女性達を見て、私もランチを食べたかったのですが、財布と相談してやめました。・・・が!、なんとライダーは1000円で食べられると言うお得情報をすっかり忘れてしまい?後になってヒドク後悔(涙)。お世話になったカフェマリーナのルフィー店長と記念撮影。大変お忙しい中、快く応じてくれてありがたかったです。ルフィー店長にカブ中ステッカーを無理やり差し上げて?カフェマリーナを出発。エンジンも無事に掛かり、気分を新たに出発します。一度「道の駅ばんだい」でトイレ休憩。これからゴールド、レーク、スカイラインと走りぬけるライダー達だと思いますが、あまりのツーリングライダーの数にビックリです。「もしかしてバイクブームか?」と思うくらい。でも残念ながら、若い人達じゃないんですよね(汗)。「中高年バイクブーム」なんです。最近免許取ってバイク買いました!って感じの方がいっぱいです。それに小奇麗だし(笑)。私みたいに「薄汚いバイク乗り」はあまり見かけませんね(汗)。そんな事を思いながら、私も三大観光道路に向かいます。ゴールドラインに入り、レークラインを通過。「通過」ですいません(汗)。標高が高くなるにつれて、CB‐Fの調子が悪くなりとても景色を楽しんでる余裕がなくて、ほとんに「走り抜けただけ」で終わってしまいました。そしてスカイラインの入り口を通過。「ここで止まってくれるなよ〜」と言う願いも空しく「ストン」とエンジンが止まりました。もう何をしてもインジケーターが点きません。山道なので押しがけでもしてみようとしましたが、運悪く止まった場所が平坦な上り坂だったりします(汗)。自棄を起こして無茶苦茶CB‐Fの車体を振ってみたらインジケーター点灯!セルも回りエンジンが掛かりました。また走り出すと浄土平と吾妻小富士が見えて、雄大で開放感のある景色が広がりましたが、観光も楽しむ余裕もなく通過するだけ。早くこの山道を下って下界に出たい一心でした(涙)。スカイラインを降りてきて、県道5号線の「フルーツライン」に合流。信号待ちのたびに弱いアイドリングするCB-F。どうやらバッテリーが死んで、ジェネレーターの発電だけで動いている感じです。停まったら動かなくなるかもしれないけど、昼飯抜きでもう二時間以上運転していて、お腹もすいたしトイレ休憩もしたいところです(汗)。出来れば安心のできる所へと頭に浮かんだのが、昨日ラーメンが食べられなかった和屋さんです。一度、まるせい果樹園を通過して和屋さんに着いたら、すでに品切れ閉店中(涙)。まるせい果樹園に移動しようとキーを回してみましたが、またもやインジケーター点灯しません。車体を振ってもどうやっても動かなくなりました。スカイラインでは止まらずに、下界に下りてきて息絶えるなんて、なんてご主人思いのCB-Fなんだ!と涙が出そうです(涙)。気持ちが落ち着いたところで、ダメ元でサイドカバーを外してバッテリーの辺りを見てみました。スターターマグネットの辺りがプランプランしています。ここを触ってみたらインジケーターが点いたり消えたり・・・見たら+のバッテリーケーブルに亀裂が。ここかと思って引っ張り出そうとしたら「ポロン」とケーブルが抜けました。「あ”〜止め刺した〜!」と思ってよく見たら、バッテリーとケーブルを固定するボルトが外れただけでした(汗)。「なーんだ原因はこれか〜!」と(笑)。どおりで車体を振るたびに、通電したりしなかったりしてた訳だ。難しく考えすぎて様子見ながら走っていたのを後悔しました(汗)。実はツーリング前に、バッテリーを新品に交換したんですが、その作業中にボルトをちゃんと締めなかったのか、走行中にボルトが緩んだのか・・・原因はどっちもですね(大汗)。早速ケーブルを繋ぎ合わせます。繋ぎ止めるボルトが紛失してなく繋ぎ目に残っていたのが不幸中の幸いでした。シート外してバッテリーケーブルを繋ぎ直します。ここで和屋さんのお父さんが出てきました。そりゃそうですよね、店の前でバイクをバラしてる奴がいるんだもの(汗)。事情を説明したら快く了解して頂きました。作業してたら店主さんがまるせい果樹園からご帰還(笑)。バッテリーを繋ぎ終えてキーを回したら、インジケーター点灯してあっさりエンジンが掛かりました。「あ〜いがった〜!」と、安堵の瞬間と同時に尿意が(笑)。和屋さんのトイレを借りて出てきたら、「まるせいさんの桃を切ったから食べてって〜」とお母様。店の前で迷惑掛けた私にどうしてそこまで温かいんだろう・・・(涙)。ご好意に甘え、閉店後のカウンターに座り店主さんといろいろお話しながら、桃を頂いてコーヒーまでご馳走になりました。朝から不安にかられながら、ここまで走ってき来ましたが、その不安が解消されて店主さんのご家族から癒しとご馳走まで頂きました。和屋さんの前でバイクが止まったのも、CB-Fが私と和屋さんを繋ぎ合わせてくれたのかも知れません。なんたら、いいバイクだこと(笑)。和屋さん家族の御好意に感謝して涙ぐみながら、まるせい果樹園に向かいます。まるせい果樹園に着いたら、まるせい奥様がアヒルのファンファン大佐を治療中でした(笑)。足を怪我してるんだそうです。まるせい奥様と喋りつつ、止めてある愛機TWの黒光りするタンクを見たら見慣れたステッカーが!。「ウチにとってTWはカブみたいな存在だからね(笑)だから貼ったよ〜カブ中年!」とまるせい奥様(爆)。ありがたや〜でございます!。福島で「カブ中ステッカー」が密かなブームになってたら嬉しいな(笑)。そろそろ岩手に帰らなければいけない時間になりました。「あ〜ちょっと待って!バイク撮り忘れてた!」とCB‐Fを激写(笑)ほんとにバイクが好きなんですね。カワサキ乗りの旦那さんと話せなかったのが残念ですが、次の再会までに楽しみはとっておきましょう。まるせい奥様と和屋のご主人に名残惜しく見送られ、岩手に向けて出発します。国道399号線から国道4号線に合流。ひたすら北上します。宮城に入り、日も暮れてきたところで気づいたことが・・・「ろくすっぽメシ食ってなかった!」。そうです、昨日も今日も昼食の代わりはまるせい果樹園の果物でした(爆)。4号線沿いのトンカツ屋さんで晩飯となりました。ご飯とキャベツをお替りして大満足でお店を出発。仙台市内に入り渋滞にハマリましたが、昼間の不調がウソのようにCB-Fは絶好調!。渋滞だけど今日一番楽しんで走ってるかも(笑)。渋滞が流れ始めて、仙台中心部に近づくと、夜景が綺麗に見えてきて、キラキラと輝くネオンやビル群の光が銀河のように広がって見えます。その中をいいスピードで4号線は流れていきます。光の渦に飛び込んでいくみたいだ!仙台ナイトラン!スゲー気持ちいいです!。こんな時間にバイクで仙台市内を走ることはないもんね。いい思い出になりました。仙台市内を抜けて泉を過ぎると、賑やかなネオンの光は収まっていき、やっと馴染みのある風景にたどり着きます。金成を過ぎて岩手県の看板を見た時「水曜どうでしょう!」と左手を上げて叫んだのは言うまでもありません(爆)。昨日今日と何度休憩したかわかりませんが、北上市内に入りお気に入りのセブンで福島ツーリング最後の休憩です。100円ブレンドブレンドコーヒーが美味い。帰宅した時の走行距離、735キロ・・・バッテリー不安定の中よく走ったよね。いつ止まってもおかしくない走行だったもの(笑)。今回の福島ツーリング、観光と言う面では何も収穫がありませんでしたが、出会った福島の皆さんの「心の豊かさ」にはしっかり触れて、甘えて、元気を貰ってまいりました。各ライダーズピットでのバイク乗りへの心使いは本当にありがたいし、心が癒され走り出す元気をくれます。そして三大観光道路で見た、あのツーリングライダーの数・・・異常と言うか異様な光景でした(汗)。福島観光協会の「ライダーの皆さんの力で、福島を盛り上げよう!」というプロジェクトが確実に実を結んで、多くのライダーを福島に呼び寄せている事を実感しました。「岩手も福島に学べばいいのに・・・」と正直思う。「某大物政治家のお陰で?余計な林道まで綺麗に舗装されてるんだから、岩手も負けないくらい走るところがいっぱいさ〜」と独り言(笑)。福島を元気にするために、このツーリングが一役買えたらと思いました。バッテリー不通にもかかわらず、息も絶え絶えに磐梯山から下山させてくれたCB‐Fのジェネレーターに感謝。私の整備不良を気づかせ、戒めてくれるCB-Fとはもう離れられません(笑)。またバイクとの絆が深まった福島ツーリングでありました。今回お世話になった、福島の皆さんどうもありがとうございました。「うつくしま福島」は人の心も綺麗であたたかでしたよ〜!。

2012 10月20日  SAT

西会津ジム蹴って?紅葉見物へ!@鳥海山ツーリング。土日に福島の西会津でジムカーナの催しがありまして、本日は練習会でした。TZRで参加しようと思いましたが、ナンバーも保安部品も付いてない上に空気読んでないほどチャンバーがウルサイので(爆)当然レギュレーションNG車両(汗)。カブで行こうかと思いましたが、前回の二時間耐久で不具合が出てRSTさんで腰上OH中。「CB‐Fで自走参加するか!」と地図を見てルート検討しましたが、自走してジム練習会に参加してまた自走で帰ってくるには、西会津はあまりにも遠かった(汗)。参加断念!福島をジムカーナで盛り上げる催しに協力したかったのに残念です(涙)。んで、今日はRSTさんのお客さん達と「鳥海山紅葉見物ツーリング」となりました。最近、めっきり寒くなったので某店でヒートテックを新調。グローブの下にはめようと同じヒートテックの手袋も買いました。毎度お馴染みホンダの「ボルドールブルゾン」はやめて?夏にアプガレで買ったライダース革ジャンを着用。これ、「もう一度君に、プロポーズ」と言うドラマで、主人公の波留が着ていた革ジャンに憧れ(笑)似たクサイ奴を購入。「OK!これで俺も竹野内豊だ!」と意気揚々とRSTに到着したら、誰も革ジャンについて触れてくれね〜でやんの(涙)。ほぼフルモデルチェンジに近い私の格好を全員にスルーされたまま、鳥海山に出発!(爆)。国道397号線から県境を越えて、秋田側の国道342号線で十文字に向かいます。国道13号線のコンビニでトイレ休憩。「こんなに寒いと縮こまっちゃって、トイレでチ○コどこにあるか探しちゃいますよね〜」という?私の発言に全員苦笑いしながら出発(爆)。国道398号線に折れて、県道57号線から国道108号線に右折し北上します。鳥海町の物産館でトイレ休憩。駐車場から鳥海山の全景が見えました。頂上付近は雲がかかってますが、晴れているので山肌の紅葉が綺麗に見えています。秋田側の予報は午後から雨模様。早めに鳥海山に着きたいところです。県道58号線から県道32号線、また県道58号線で鳥海高原を走ります。もうめちゃくちゃ山道なんですが、日差しが紅葉に反射して綺麗な景色と、開けた道路も明るくてとても気持ちよく走れました。県道131号線に入り、いよいよ「鳥海ブルーライン」に入ります。いいコーナーが続いていきますが、マイペースで登っていきます。景色が開けてきて日本海が見えてきました!。もう、よそ見しまくりで走行(笑)しばらくして「鳥海山鉾立展望台」に到着。頂上付近は雲が掛かっていて、風も冷たいですが見下ろした景色は素晴らしかったです。展望台のもう一段上に有る駐車場に走っていきましたら、そこにはなだらかな山肌に映える紅葉の色彩と、曇り空から差し込む日差しでキラキラ光る日本海の景色が広がっていました。子供の頃に初めて「紅葉」と言うものを認識して感動したあの瞬間と、今、見えている景色がダブって涙が出そうです(涙)。日本海側から吹き込む風が、山肌を登って下から吹き上がってきます。この状況に置かれると「♪殴りに行こうか〜!♪」と両コブシを上げたくなる自分はどんだけチャゲアスなのさ(爆)。他の三人も上がってきましたが、風が冷たくなってきてなんだか寒そうです。一人で感動して?紅葉の景色を十分堪能し下山。昼食を取ろうと走りますが、お目当てのお店が象潟じゃなくて、にかほ駅周辺だった事に気づき?北上します(汗)。迷いながらお目当てのお店を見つけたんですが、お昼をとうに過ぎていてすでに閉店中(涙)。次のお店を探す前に、にかほ駅前の「松永菓子舗」に寄り、お店自慢のシュークリームとお菓子を購入。家に帰ったら金麦のツマミになります(笑)。お店を出て、駅前なので食べ物屋さんはないかと目に止まったお店に入ります。「リラクシン」というジャズ喫茶でした。外は明るいですが店内は夜の雰囲気。素敵なジャズが流れる中、四人でスパゲッティーを食べました。料理名忘れたけどスパゲッティーはこんな感じ。夕方近くなり、にかほ駅を出発して来た道を帰らないで国道7号線から国道107号線で「国道繋ぎ」で帰ることにしました。岩手に入る頃には日も暮れて寒くなり、先頭を走るRSTさんは防寒装備が十分じゃないので見るからに寒そうです(汗)。北上市内に入り、他の三人と別れて単独走行になります。途中で金麦買い込んで無事帰宅。買ってきたお菓子をツマミに晩酌して撃沈しました(爆)。なんだかんだと日差しも浴びて、雨もよけながらの走行でした。素晴らしい紅葉と日本海も見れたし大満足なツーリング。そして、ヒートテックが結構使えると再認識。寒くないと言ったらウソになりますが、手足がしびれるほどの寒さは感じませんでした。特にグローブとヒートテック手袋の重ね着用は効果大でしたよ。結局、誰からも革ジャンに関してツッコまれないままツーリングが終わってしまいましたが(涙)。この時期やっぱり革ジャンいいですね!。残り何回バイクに乗れるか解らないけど「革ジャンサトじゃん」で一人寂しくクールに決めますよ!(爆)。

2012 10月27日  SAT

福島最大のバイクイベントへ!@ライダースピットinふくしまスカイパーク。「大人のバイク旅」と言う雑誌でこのイベントを知った私。前回の福島ツーで出会った皆さんに、もう一度会いたくてこのイベントに参加することにしました。イベント自体楽しみなんですが、「ライズ福島」の限定ステッカーや「バイク好きおくさんのツーリング日記」でお馴染み、おくさんデザインの限定ステッカーの配布もあり、この二つのステッカーをゲットするため開場前に到着しようと早朝3時半に自宅を出発!。んで、イベント会場である「ふくしまスカイパーク」に行くに前に、福島の某所に立っているという「ガンダム」に会う計画です。その「ガンダム」は見る者に「和み」を与えてくれるそう・・・ぜひ和みたいぞ〜!(笑)。夜明け前の国道4号線をいい調子で南下します。宮城に入ったところで、CB‐Fのメーターがオールセブン!いや〜良い事ありそうだな(笑)。福島に入る頃には夜が明けてきます。国見の辺りで携帯に着信。見たらバイク好きの会社の上司からでした。「国見SAにいるぞ〜」との事。あいや、見上げたすぐそばの高速道路を走ってましたか(汗)。そう言えば、今日のイベントの事を会社で話してて、他の用事とバッティングしてるとかで?行くかどうか悩んでた上司でした。「行けるとしても時間が合わないから、サトとは会えないな〜」なんて言ってたので?すっかり存在をスルーしてた(汗)。とりあえず「会場で会いましょう」と返信して、気を取り直して出発。向かうは某所の「ガンダム」です。飯坂を越えた辺りで携帯に着信がバンバン入ります。上司からでした(汗)。雰囲気的に道に迷ってる感じです。「こ、これはガンダムどころじゃないな・・・」と悩んだ挙句「ガンダム」を諦め、上司と連絡を取り私もスカイパークに向かう事にしました。福島県庁から国道13号線で北上します。和屋さんがある通りを左折してフルーツラインに入り、スカイパークに到着しました。ゲート前には開場前だというのに、沢山のバイクや車が行列を作っていました。CB-Fを降りて前の方に歩きましたら、上司とバッタリ(笑)。上司に聞きましたら、台数制限して入場させているそうです。と、喋っているうちにゲートオープン。急いで自分のバイクに戻ります。入場制限の中、私も会場内へバイクを進ませます。一台一台丁寧に駐車場に誘導している光景を見て「これじゃ時間かかってまずいんじゃないの?」と思いましたが、その訳が事故再発防止だった事を聞いて納得。バイクを降りた後、駐車場隅にライダー全員並ばせられます。完璧な入場制限(笑)こんなバイクイベント初めてだ。上司と二人で喋ってたら、Facebookで知り合ったチャオズ福太郎さんから声を掛けられます。初対面でした(汗)よろしくお願いします。イベント時間前ですが、すでに100人以上は集まっています。二列の隊列になっていよいよ入場。「まさか全員「おくさんステッカー」目当てじゃねぇべな・・・」と思った矢先、配布場所の「まるせい果樹園ブース」に長蛇の列が!しかも「おくさんステッカー最後尾」って言うカード持ってる人が居るし〜!。この光景が焦らせます(汗)。入場口でアンケートに答えて、「ライズ福島」の限定ステッカーゲット!。その後、まるせいブースに並びます。まるせい奥様が、おくさんのお面を被ってステッカーを貰った全員と記念撮影。これは大変なサービスだ(汗)。順番が進むにつれステッカーを貰えないかと思いましたが、シリアルナンバー85番でなんとか限定100枚の中に入りました(笑)。限定にもれて、ステッカー貰えなかった方達にも丁寧に頭を下げていた、まるせい奥様に「なんと人っ子いい人だ〜」と思いました。ステッカー貰えなかった方々、本当に残念そうでした。うちの上司が何も知らないのに「おくさんステッカー」をゲットしていったなんて、とても言えない(爆)。とりあえず、二枚の限定ステッカーゲット!これで安心してイベントを楽しめます(笑)。ステージ上では会場の説明等があり、今や福島を訪れるライダーのアイドルとなった半ちゃんの半ちゃんらしい?開会宣言で(爆)「ライダーズピットinふくしまスカイパーク」イベントスタートとなりました。ふくしまスカイパークは飛行場です。その滑走路を使って試乗会が開かれてました。上司から「ドカとかKTMの試乗しねぇか?」と誘われましたが、まったく乗る気が起きなかったので上司を試乗会場にさりげなく置き去りにして?一人で会場探検(爆)。各ブースを回ります。入場口では半ちゃんが来場者一人一人に記念品を渡しています。頑張ってますね!。まるせい果樹園のブースでは、100人以上のライダーと記念撮影して「魂抜けた」まるせい奥様が試食のリンゴをほうばって休憩してました(笑)。私もご馳走になり、販売していたリンゴを買います。そう言えばさ〜みんなステッカーだけ貰って、まるせい果樹園の商品買わないなんて現金すぎね〜か?(爆)。南○部品のブースに行ったら、ライダースブルゾンが800円で投げ売り中(笑)。そのブルゾンを見ていたら隣のおじさんに「このブルゾン本当に800円かい?大丈夫かい?これ」と福島弁で話掛けられます。「縫製も生地もしっかりしてるので大丈夫じゃないですか?」と答えると「こっちとこっち、どっちがいいかい?」と二着見せられたので「あ〜こっちは肩と肘にパットが入ってますから、こちらがいいですよ」と答えると「そうかい!んじゃ〜こっちにするかな〜い」とおじさん、レジに向かいました・・・自分、店員か?(爆)。ロイヤル・エンフィールド、ヤマハ、カワサキ、スズキ、ホンダ、KTM、ドカティと名立たるメーカーが揃ってましたが、全部スルー(笑)。旧車乗りは自分のバイクしか興味ないんだよね(汗)。メーカーブースは見て流して、福島観光物産交流協会「ライズ福島」のブースへ。「桃の恵み」と言うジュースを一生懸命売っていた関君に「須賀川のカブミーでお世話になったモノだけど〜」とカラむ(爆)。「カブ中年のオッサンだ」と認識してくれたか解らないけど?ピースサインで答えてくれました(笑)。試乗会場に行くと、ドカの試乗を終えた上司がアンケート用紙に記入中。試乗プレゼントが帽子とTシャツだなんてドカもサービスいいな(笑)。上司が他のブースを見て歩きたいとの事で、また一人でフラフラ歩いていると入り口で会ったチャオズ福さんと遭遇。お互いの事とか、まるせい前夜祭の事とか話していたら、「んじゃ、首絞めてもらいましょうか」と認定証29号を頂きました(笑)。そんな行事が終わった後?上司が迎えに来ました。よかった〜首絞めてる最中じゃなくて(爆)。小腹がすいたので飲食ブースで、餃子をツマミにノンアルビールで乾杯。バイク談義など上司としながら、今日私が予定していた行動に全部付き合ってもらうことにしました(笑)。「では、美味いラーメン食いに行きましょう!」と早速会場を後にします。まるせい奥様に挨拶した後「今日の和屋さん、いっぱい仕込んでるから!」と教えられます。今日は安心して食べられそうです(笑)。バイクを停めてある駐車場からの風景にびっくり!相当数のバイクと車が停まっています。会場内に入りきれないバイクや車も外の駐車場にあふれています。これは1,000台以上の来場者が集まるイベントになるなと確信しました。名残惜しく会場を出て、来た道を戻り「手打ち中華そば和屋」に到着。厨房に居るご主人に挨拶して早速、チャーシュー麺を注文。ラーメンが来る間、相席をお願いされるほど店内がお客さんで混雑してきます。今日はバイク乗りのお客さんが多いぞ〜(笑)。ラーメンが出てきました。魚介系スープと手打ち麺、炭火で焼いた三種類のチャーシューとご主人から味付け卵のサービス(笑)。スープ飲んだだけで間違いなかったです。三度目の正直、やっと食えた〜(爆)。上司と二人で「美味い」という言葉以外は無言で食べ続けます。スープまでしっかり飲み干して完食、ご馳走様でした〜(笑)。店の外に行列が出来てましたので、ご主人にお礼も言えず(涙)そそくさと店を出ました。「次は、美味しいコーヒー飲みに行きましょう!」と国道13号線を南下。右折して国道4号線に出る手前右側に「じゃ豆」があります。。「おくさんブログ」で興味を持って、前回の福島ツーで立ち寄る予定でしたが、時間がなくて寄れなかったので「じゃ豆」も今回リベンジ成功です(笑)。お店の前にバイクを停めたら、店主の岡本さんが出迎えてくれました。実は、岡本さんともFacebookでお友達になり、事前に立ち寄る事を連絡してありました。店内に入り、注文をしようと思いましたがコーヒーの事などあまり知らない「違いのわからない男」なので?メニューの一番上にあった「じゃ豆ブレンド」を二人で注文。コーヒーを作る岡本さんの動作が、職人を感じさせます。ミルクと砂糖を用意してもらいましたが、「とりあえずそのまま飲んでみてください」と岡本さん。香りを楽しんで一口・・・う〜んコーヒーだ(汗)。その後、モカとグアテマラのテイスティングをさせてもらいました。モカ豆の匂いを嗅ぎましたが、花の香りがしてびっくりです!。挽き立てのモカを頂いた後、グアテマラを頂きます。「ん!モカよりグアテマラの方が飲みやすいです」と言うと、「その違いに気付ければいいです。そうして自分の好きなコーヒーを探してみてください」と岡本さん。あいや〜いい気付きを頂いちゃったよ!ありがとう岡本さん(笑)。岡本さんもバイク乗りです。30年前のBMWのR100ですよ!。着ているツナギもR100と一緒に買ったもので30年物だそうです・・・渋すぎる(笑)。年代的に私のCB‐Fと一緒、旧車バイク談義になっちゃいます。岡本さんもカブに乗っていた時期があったそうなので、無理やり「カブ中ステッカー」を差し上げました(笑)。岡本さんとの会話の中で「そういえば、○○さんもFB(Facebook)なんですよ」。私「え〜○○さんも私と同じFB(CB-F)なんですか!」なんて会話をしばらく気付かないでしてました(爆)。楽しい会話は続きますが、そろそろ帰らなきゃいけない時間になりました。じゃ豆ブレンドとコーヒーチョコをお土産に買いましたら、奥さんがじゃ豆ブレンド一個サービスしてくれました(汗)。ありがとうございます。店の外まで見送りに来てくれて、私のCB-Fのタイヤを見て「こういう、細いリヤタイヤ見ると安心するんだよね」と岡本さん。「あはは!私もそう思います!」と二人で笑いました。帰り間際に、奥さんから柿まで貰っちゃって申し訳ないです(汗)。岡本さんと奥さんに見送られて出発。じゃ豆の岡本さん夫妻にとてもよくしてもらって、また心が温かになりました。さあ、国道4号線を上司と二台で北上です。確実に仙台市内で渋滞にハマリそうなので、県道14号から県道31号線で渋滞を避ける作戦に出ました。ですが誘われてるのか?県道55号に行くはずが、またもや国道48号線のバイパスに乗ってしまいました。「サト!どこに行きたいのよ!これに乗ったら引き返せね〜ぞ!」と呆れられます。あいや、仕事で怒られてるみたいだ(汗)。「すいませ〜ん。ちょっとの間付き合ってください(汗)」と会話して青葉山トンネル通過。あ〜またこのトンネルだよ(涙)。トンネルを出て左折して東北医大方面へ。東北医大前を左折して国道48号線乗り、逆戻りです(汗)。県道55号線に右折。山道を走り、目的の国道457号線に乗りました。「こんな道知らなかったぞ!スゲー道知ってるな(笑)」と上司の機嫌を取ることに成功(爆)。457号線を北上して、富谷町付近の4号線に合流。渋滞をスリ抜けながら(上司命令(爆))で築館のコンビニで最後の休憩。上司と缶コーヒーで今日一日の反省会です。「やたらキビキビ走るけど、なんかやってたのか?あの狭い道幅でよくUターンできるな」と上司から突っ込まれます。「あ、やばい」と思って「15年以上乗ってるバイクですからね〜乗り慣れてるだけですよ〜あはは(汗)」とやり過ごします(笑)。いろいろ説明してもいいけど、多分あと2時間は休憩が伸びる(爆)。いろいろバイク談義して「お疲れ様でした〜」と上司と別れ、北上市まで残り一時間半の走行。20時過ぎに無事帰宅しました。携帯でFacebook見たら、今日のイベントの参加台数が1300台を超えたとの事。来場者はそれ以上でしょう。東北最大のバイクイベントに参加出来てよかったです。今日のイベントは「ライズ福島」の集大成と言えるものだと思います。半ちゃんや関君、その他の福島観光物産交流協会のスタッフ皆様に感謝したいです。そして、その盛り上げ役に大いに貢献している「おくさん」にも感謝。そのお陰で、前回も今回も素敵な出会いをさせてもらいました。今日出会ったすべてのバイク乗りに感謝します。体はヘロヘロだけど〜気持ちは元気を頂きました!。さあ〜明日はカブで三時間耐久だ〜(大汗)。この日の模様はこちら

2012 10月28日  SUN

やってやったぜ!カブ中年!@原付運動会三時間耐久。前回の二時間耐久で転びまくって、無残な姿になってしまったカブ。レース終了後、RSTさんに即入院。「ウインカーの修理とタイヤ交換お願いしま〜す」くらいの軽い気持ちで預けたんですが、今のエンジンの状態ではレース車検でまた問題を起こしそうなので?検討の結果「全部やっちゃうか!」となり再入院(笑)。三時間耐久への対策メニューは、エンジンの腰上OHとリヤスプロケットの交換。リヤのスプロケット交換は前からやってみたかったセッティングで、純正品から歯車を二丁大きなものに変えました。これで一速から四速まで「加速重視」になり、エンジンをより高回転域で使うことが出来ます。ただ、これをやってしまうと確実にカブが速くなってしまうので(汗)「ありのままなカブ」で戦いたい私としては正直やりたくなかったです。エンジンの腰上OHはマフラーからの白煙対策です(汗)。ツーリングだ、レースだ、と二万キロ以上もイジメ抜いたエンジンです。オイル管理をしっかりやってても、ピストンリングとシリンダーが磨耗してました。これが白煙に繋がったようです。私は「レース車検対策」で腰上OHをお願いしたのですが、RSTさんがエンジンを組むと「ただ組んだだけ」では済みません(笑)。「バルブの擦り合わせもしておいたから」と一言。エンジンの知識のない私は「あ〜そうなんですか」と右から左へ軽く受け流したのですが?、この「バルブ擦り合わせ」という一言が実は「RSTチューン」だった事に、コースを走るまで気付きませんでした(汗)。ふくしまスカイパークに行く前日に、近所を軽く試走、オイル漏れの点検をしました。走行しての印象は「エンジンが軽くなったな〜」くらいの感じでした。昨日、福島から帰宅して走り疲れて何も出来なかったので、朝方慌てて(汗)アクティにカブやら何やら詰め込んで出発。水沢自動車学校に到着したら、奥州RTの皆さんがコース設営中でした。「今日は雨降るぞ〜」と千田代表。はい〜覚悟の上です(笑)。シゲさんと挨拶して,、軽量キャストホイールに換装したジョグを見せてもらいました。ネットで見つけたらしいですが、こんな素敵なホイールあるんですね(笑)。削ったりハブ噛ませたりして取り付けに苦労したんだそうです。でもバネ下重量が軽くなって、切り返しとか楽しく走れそうですね(笑)。A倍さんのストマジはステップを自作してきたそうですが「デカ過ぎた(汗)」って笑っています(笑)。前回スタッフで参加していたさっとさんも今回はレース参加。ジョグを持って来たのかと思ったら、ブラック塗装の妙なバイクが出てきました。二年前私とのバトルの後、さっとさんのジョグはいろいろあって?エンジンマウントごとぶった切られ、なんとNSRのフレームとドッキング(爆)。荒削りですが、素人ビルダーとは思えないくらいしっかりまとまっています。「ジョグSR」と勝手に名づけよう(笑)。カブ90で参加していたヒカル君はディオZXで参加。「サトさん!カブ中ステッカー貼ってきましたよ!」とニコニコなヒカル君(笑)。お〜嬉しいね!一緒にがんばるっぺね(笑)。皆さんに挨拶してたら、釜石の「チームM田」から何やら妖気が漂ってます(笑)。釜石の秘密兵器「神様S川さん」がとうとう原付運動会に光臨しました(爆)。地元釜石で数々の伝説を残しすぎて?「神様」と呼ばれているS川さん。M田さんからその話を聞いていたので「原付運動会参戦」を私も楽しみにしていました。S川さんを見ただけで、私の「変態センサー」は反応しまくり(爆)もう雰囲気でヤバかったです。「気仙沼OK牧場レーシング」のkumagaiさんと武田君、熊谷君&アヤパンが到着。みんなで一年ぶりの再会を喜び合います。底抜けに明るいkumagaiさんは、いつも私を笑わせてくれるので本当にありがたい存在です。今年も会えてよかったね(笑)。その他にチームエサシさん、PW50で参加の大吉レーシングさんで今日の参加台数は9台であります。心配していたカブの車検は問題なく無事合格。マフラーからの白煙はなく「よかった〜」と一安心します。ブリーフィングでピットストップの説明があり、前回より「バイクを押す距離」が長くなっている点で参加者に意見を求めたところ、参加者の要望で前回と同じ場所でピットストップが行われる事になりました。フリー走行です。今回はコースを初めて走る方が多いので、さっとさんがTTRで先導してくれます。その後ろを付いて走るライダーがコースに慣れた頃、私もカブで走り出します。タイヤの調子を見ながらと、アイドリングを調整する「だるま屋セッティング」を繰り返しながら、コースを周回していきます。前回の二時間耐久で、第一コーナーを全開で大転倒した状態でレースが終わってしまったので、その嫌な記憶に打ち勝とうと、しょっぱらから全開で第一コーナーに飛び込んでいきます。何回もトライして「転ばないライン」を見つけ、嫌な記憶は払拭しました(笑)。様子見ながら走っていたので、カブが速くなったんだかどうなんだかよく解らない(汗)。でも、ストレートスピードがちっこいPW50と一緒だったのはショックだったな(涙)。ポツポツと来ていた雨が、とうとう本降りになってきました。フリーの時間も残り半分。リヤブレーキペダルが路面に接地して使いづらいので、残りの時間を使って走りながら調整していきます。と、本部席に各チームの代表者が呼ばれます。内容は雨でのレース開催承諾と、それに伴う予選無しによる決勝レースへのタイムスケジュール変更でした。スケジュールが前倒しになったので昼飯も食えず(汗)。いそいそと決勝スタートへ。ゼッケン順に横一列に9台並ばせられます。その光景を見て「いろんなバイクが集まったな」と千田代表も満足そう(笑)。11時過ぎ?決勝スタート!。毎度お馴染み「だるま屋サト」のカブ中年が10メートルまでトップ(笑)。その後、第一コーナーまでにジョグSRのI東さんに抜かれ、突っ込みでOK牧場RTの武田君にズバッと抜かれて三番手。インフィールドを抜けて最終コーナーを立ち上がります。そのままの順位で三周ほどしたときに振り返ったら、四位まで距離があってこの三台が飛びぬけている事を確認します。最終コーナーの立ち上がり加速が、前の二台と遜色なく吸い込まれるように加速していきます。腰上OHとスプロケの交換、そしてRSTチューンが上手くいってるみたい(笑)今日のカブ中年は速いよ!。二位の武田君が、雨でペースの上がらないI東さんに仕掛けてトップに浮上、そのI東さんと数周バトルの後、インを付いて抜き去りカブ中年が二位に浮上!。二位キープのままライダー交代。思っても見ない上々な滑り出しです(笑)。kumagaiさんがウチのピットにやってきて「OK牧場とカブ中年でワン・ツー狙いましょう!ぶひゃひゃ!」と二人で高笑い(爆)。三位にはヒカル君のディオZXが着いています。なんと「カブ中年ステッカー」貼った三台がワン・ツー・スリーじゃないですか!こりゃ面白い(爆)。とりあえずメシ食わなきゃと買ってきた助六寿司を頬張ってたら、「どうした〜!?」と大きな声。目の前でOK牧場の熊谷君がマシンストップ。キックしているようですが、エンジンが掛からない(汗)。OK牧場緊急ピットイン!。このトラブルでカブ中年がトップです!。カブを受け取り雨の中、「転倒しない!」を目標に走行します。いつもだと周回遅れをかわすのはインフィールドのみで時間が掛かってたんですが、今日は最終コーナーでの脱出スピードが速いのでスピードを乗せることができ、ストレートで抜ける展開ができます。ほんのちょっとの速度なんですが、かなり楽なレースができてます。サインボードで「二位と5周差」という情報を貰ってペースを落とさずに走行します。原付運動会には「青旗」と言うものがないので、周回遅れがラインを譲ってくれるか自分が抜いて行くかのどちらかです。で、絶対ラインを譲ってくれなかったのが、ジョグSRのさっとさんとI東さんです(爆)。さっとさんが目の前でブロックラインを取りながら、水しぶきを上げていきます。インフィールドは明らかにこちらが速いんですが、ストレートで頑張られるとまた抜けません(汗)。「やってやるか〜!」と、二年ぶりのクラクション攻撃(爆)バトルスタートです!。ブロックラインをしまくって走るさっとさんの一瞬のミスを逃さないように、インが空いたら入り込もうとする私。周回遅れを巧みにかわして「抜かせてたまるか!」のバトルが展開していきます。クラクションを鳴らして、さっとさんをアオリまくる私を見て「サトさんってホントに性格悪いよな」と思ったライダーが多数(爆)。インフィールドでさっとさんとの距離が詰まります。と、なぜかさっとさん、ラインを譲った周回遅れの真後ろに着いてしまい?インがガラ空き(笑)。「いただきま〜ス!」と私、「しまった〜!!」と言うさっとさんの怒号が聞こえてきました(爆)。思わぬ形で?さっとさんをかわして引き離していきます。ここでライダー交代。また助六寿司を食べ始めます(笑)。OK牧場の様子を見に行ったら、kumagaiさんが「バラして見てみましたけどダメでした〜」と落胆の表情。kumagaiさん、決勝を走れないでリタイヤですもんね(涙)。雨のせいで、上位陣のスクーターは軒並みトラブルに見舞われ、ピットストップの時間が長くなっています。二位のポジションにいたヒカル君のディオZXもピットから出てきません(汗)。レースの流れがカブ中年に傾いてきましたが、何が起こるか分からないので(汗)気を引き締めていかないと!。助六寿司をやっと全部食い終わって?I東さんといろいろバイク談義してたら、最後のライダー交代.。周回遅れをかわしつつ、「二位と11周差」の情報を見て落ち着いて走ります。そして、またもやさっとさんとバトルになります(笑)。もはや私とさっとさんの二人だけの世界(爆)。最終コーナーの立ち上がりで上手くスピードを乗せて、さっとさんの真後ろで第一コーナーに入ります。そして突っ込み勝負の第二コーナーへ。ブロックラインを取ろうとインに寄せてくるさっとさんの、更にインに入ってぶち抜いてやりました(爆)。「普通そこ行くか〜!考えられね〜!」という罵声を浴びつつ(笑)涼しい顔でインフィールドを走る私。あ〜気持ちいがった!(爆)。最終コーナーを立ち上がり、ストレートで今度はさっとさんが仕掛けてきます。第一コーナーをクリアした後、第二コーナーからインフィールドへの入り口で「ガシャーン!」と転倒音。さっとさん転倒した模様。後で聞いたら、私と同じスピードで並んで入っていったら転んじゃったんだって(汗)でも怪我なくてよかったよ〜。さっとさんとのバトルの後、最終コーナーを立ち上がったら第一コーナーをもの凄い勢いで突っ込んでいくスクーターが!「か、神様だよ・・・」。インフィールドで神様を捕らえようとしますが、近づくんだけど抜けません。他のスクーターとスピードがぜんぜん違います。ストレートも速いし(汗)。M田さんのジョグってこんなに速かったっけ?(爆)。さっき、I東さんと二人でファステストラップをお互い狙ってる話をしてたけど、こりゃ神様に獲られたな(汗)。神様の走りに驚愕しつつライダー交代。「カブ中年優勝」を託します。ドキドキしながらカブの走りを見守っていたら、あっという間に三時間のチェッカーフラッグ!。あ、カブ中年優勝だ(笑)。kumagaiさんが自分が優勝したかの様に大喜びです(笑)。「サトさん!完敗だ!」と散々やり合ったさっとさんが握手で祝福してくれます。この台詞、二年前に私がさっとさんに言った言葉です。二年前の勝ち逃げ状態から見事リベンジ(笑)。さっとさん、こちらこそ楽しかったよ!。雨の中、本部席から場所を移して表彰式。「またやっちゃった〜♪」と憎まれ口を叩きながら?根性悪いサトは、表彰台のテッペンに上がります(爆)。三時間まるっと雨の中、周回数264周、平均ラップ41秒013、ベストラップ37秒680、二位に20周の差をつけて完璧な優勝です!。以前、ハンデを貰っての優勝はありましたが、今回はハンデもなくスクーター勢に真っ向勝負で挑んで、勝ち取った優勝でしたので本当に嬉しいです。雨を味方につけたのが、なんとも「20世紀カブ中年」らしい。「レースは水もの」とよく言いますもんね(笑)。表彰式終了後、最終戦恒例の大団円の集合写真。みんな笑顔で三時間耐久レースを終える事ができました。みんなダベってる中、「兄弟殺し」の文字に生気を吸われる私(爆)。気仙沼から来て、50分でレースが終わってしまったけど、最後まで笑顔で居てくれたOK牧場RT。そして雨の中、激走してくれた他のライダー皆様に心から「ありがとう」と言いたいです。雨の耐久レースを決行してくれた、奥州RT千田代表の英断に心から感謝します。会場を撤収後、帰りに温泉に入っていったのですが、湯船で気絶寸前(笑)。そりゃそうだ、昨日福島まで600キロ以上走って、数時間寝て、雨の中を三時間大暴走だもの。43歳のオッサンがやる事じゃないな(爆)。いろいろありましたが?、今年の「原付運動会」全三戦をフル参戦して、全戦表彰台という結果でした。協力してくれたスタッフ、ライダーに感謝いたします。開催に尽力してくれた奥州レーシングスタッフ皆様にも感謝。今シーズン、大変お世話になりました。画像提供:奥州レーシング。この日の模様はこちら。