ツレズレ日記

(8月)

BACKUP |NEXT

2012 8月4日  SAT

昭和にタイムスリップ?@フェアレディ280Z。今週も暑い一週間でしたね(汗)。下っ腹が出てきたので?金麦を控えようかと思いましたが、思っただけでした(爆)。風呂上りの金麦一気飲みが、至福の一時のサトであります(笑)。先週CB-Fを倒して、割れてしまったウィンカーレンズを北上ホンダさんで注文してきました。欠品だったらどうしようかと思いましたが、無事レンズ確保。でも在庫が180個しかないとかで?もう一個余計に頼んどけばよかったかと後悔したりして(笑)。どちらにしろ倒して、部品壊さないようにしないとですね。その後、RSTに行きお盆の作戦会議。何食べるとか?ビールの銘柄は?とかそんな食べて飲むことばっかりの会議です(笑)。そんな会話の中、奥州RTの千田代表さんがひょっこり登場。三人で世間話とバイク談義でマッタリした時間を過ごしていると、白いロングノーズの車が入ってきました。「おわ〜懐かしいじゃ〜」と一同、思いが揃います。フェアレディ280Z。ここまで錆や劣化がない、昭和54年製造の車なんて見た事ありません。私が小学生だった頃に、街でよく見かけた車が目の前に現れた感じ。外観をなめまわして見たあと運転席を覗き込みます。ダッシュボードの中央にはメッキのカセットコンポですよ。メタルテープでも入っていそうです。ボンネットが前開きじゃなくて後ろ開きなのがスポーツカーの証と教えてもらいました。中には名機L型6気筒が納まっています。6気筒なんてKZ1300とCBXしか知らない私には新鮮です(笑)。隅々まで磨き上げられたフェアレディZに、オーナーの愛情を感じます。気分は昭和にタイムスリップ。このフェアレディの他にギャラン・ラムダエテルナとサバンナRX-7が現れてくれたら更によかったのですが、そんな偶然は叶わず(汗)。自分のCB-Fも横に並べてみました。昭和54年製の車と昭和56年製のバイク、どちらも当時のスーパースポーツであります(笑)。時代と共に進化する性能とデザインに、時の流れを感じずにいられません。そして30年以上経っても、しっかり動き続けている日本の工業製品の素晴らしさ。フェアレディZとの出会いに感謝して、なぜか?RSTさんのセローで帰ってきました(笑)。私が「カモシカ乗り」になるとは(汗)林道に行かないように注意しないと(爆)。

2012 8月11日  SAT

気分はカリフォルニアの草レーサー?@RST。先週、懲りずに淡水浴に行ってきました。真夏の太陽を、めいいっぱいあびたお陰でホワイティーな体が赤鬼に変身し、日焼けじゃなくて完全にやけど状態(笑)。赤身もヒリヒリも納まったら、今度は皮が剥けてきました。風呂で体を拭いていたタオルが剥けた皮で茶色に変色したのは気持ち悪かった〜(汗)。いや〜オッサン夏してるわ(笑)。今日からお盆休みです。日々頑張って働いているつもりなので?寝坊上等で朝から金麦煽りたかったのですが、結局いつもの時間に起きちゃって、早朝から日課をこなしているのが悲しい(笑)。やる事やって、RSTに向かいます。今日はCB-Fの保安部品を取り外して、ゼッケンプレートを取り付けます。ライトと後ろのウィンカーは固定ステーごと取れたんですが、前の方はウィンカーを取ってしまうと固定ステーが「角」みたく残っちゃって、車検での印象が悪そう。これを取るにはフォークも外さないといけないので、このまま破損防止のテーピングでやり過ごす事にしました(汗)。次はゼッケンプレートの固定。RSTさんと相談しながら寸法取ったりして、どんな形のステーで固定するか思案。近くのホームセンターでステーを買ってきて、曲げたり、切ったり、穴あけたりして?固定ステーが完成。穴あけ位置が適当だったので、ネジが入らなかったりしたけど(汗)、それも笑いながらプレートの取り付け作業が完了しました(笑)RSTさんありがとう!。ゼッケンも貼り付けたかったんですが、ビニールテープでやろうとしたら、あまりに線が細くて貧乏くさい(爆)。これは後日、カッティングシートで作成だな。かくして?ゼッケンプレートが取り付けらたCB-Fが完成です。なかなかの出来栄えで自己満に浸ります(笑)。カリフォルニアの田舎のサーキットで、草レースしていそうなバイクに仕上がりました。気分は80’s。お盆はSUGOのイベントに参加します(笑)。ドノーマルのCB-Fでどんなタイムが出るんだろう?そして、自分の走行ライン、試行錯誤の走りでどれだけタイムが縮むんだろう?模擬レースの順位は?。準備は万端。お盆はほうれん荘仲間とSUGOサーキットを楽しみますよ〜!(笑)。

2012 8月14日  TUE

2012SUGO2輪ファン感謝Day@SUGOサーキット。先日、ブランズ・ハッチさんに依頼していたグローブを取りに行ってきました。穴の開いた人差し指と親指は見事に補修されていて、グローブに手を通しても違和感なし。しっかりした仕上がりに感激です。チャゲアス談義で盛り上がり(笑)「このグローブでSUGO頑張ります!」と言って、店主様の笑顔に見送られブランズ・ハッチを後にしました。次はゼッケンの製作です。MFJでは文字体のフォントが決まっているみたいで、今回はそれに沿って作ります。RSTさんで型紙を製作してもらい、カッティングシートは・・・高かったのでホームセンターでリビング用の補修シートで代用。ダイソーで曲線定規を買い、型紙を書き写してハサミとカッターと時たま飼い猫にハサミを拉致されたりしながら?(笑)格闘する事1時間。3セットのゼッケンが完成。それをCB-Fのゼッケンプレートに貼ります。う〜ん気分は80’sの草レーサー(笑)「SUGO走るぜ!」という気分にさせてくれます。お盆の真っ最中でしたが、これで準備OK!。またもや前置き長かったですが(汗)。早朝四時にRSTに集合してSUGOに出発しました。今回のメンバーは私の他に、RSTさんと釜石のM田さん。チーム「がんばれ釜石ダイニングまつや」であります(笑)。朝6時からの受付に間に合うようにワイワイ会話をしながら雨の中、SUGOに向け高速をひた走ります。入門ゲートを無事に?通過して、SUGOのパドック裏に到着しました。私はすぐに31番ピット二階の受付会場へ。無事受付完了して、渡された封筒の中を見てガックリ「ゼッケン配布だったじゃん!」。RSTさんに苦労かけて、材料かって猫にちょっかい出されながらゼッケン作る事なかったす(涙)。封筒の中にはタイム計測に使うトランスポンダーが入っていて、これを見ると「サーキットを走るんだな〜」と気分が盛り上がります。受付から帰り、ピットの確保。ピットに入り一番初めに何をしたかというと「清掃」です。掃き清めてマットを敷いてから、バイクを下ろします。この辺はRSTさんらしいと思いました。ハイエースから荷物を下ろします。テントを建てて、トランスポンダーの取り付け位置を相談してたらライダーミーティングの時間。タイヤハウス二階のブリーフィングルームへ向かいます。SUGOのスタッフと須貝選手から走行時の注意事項の説明を受けました。私が出走する「クラッシックミーティングCクラス」は99年までのレーサー及び一般市販車749cc以下のクラス。参加者の顔ぶれを見ると、ライダーの平均年齢も高そうです(笑)。ミーティングから帰ると、料理人のM田さんが朝食の準備をしてくれていました。今回、発電機と炊飯器、カセットコンロ、ホットプレートまで持ち込んで本格的に「食事」を楽しみます。ピット裏でご飯炊いているのはウチのチームだけ(爆)。レースだけでサーキットの雰囲気を味わうのもいいですが、家庭的な食事と仲間の笑顔を付け加える事で「心の豊かさ」も感じられるレース参戦にしたかったのが、今回の目的でもあり私の「サーキットの楽しみ方」でもあります。朝食の準備が出来る間、コーヒーを飲みながら、のんびりの私。傍らでは、CB-Fのクラッチレバー交換やグリスアップに動いてくれるRSTさんがいます。「どんだけエースライダーよ」と自分でツッコむ(爆)。本当に仲間に恵まれているな〜と実感すると共に、感謝の気持ちでいっぱいでした(涙)。この日の為に仕事を頑張ってよかった!。食器プレートにおにぎり二個、ウインナー、ダシ巻き卵とプチトマト、味噌汁の朝食が完成。「美味い!」野外で食べる温かい食事ほど、心にしみる一時はありません。大好きな仲間達とレース出来て、美味しい朝飯が食べられて幸せだ(笑)。なんてマッタリしてたらフリー走行の時間。食べ過ぎたお腹が落ち着くまもなく?ツナギを着込み、初めて着用する「ヘルメットリムーバー」に手こずりながらメットを被り、ピットロードにバイクを走らせます。シグナルがブルーになり、ピットロードから本コースへ。路面は完全なウェットです。様子見の走りを心がけてゆっくり走っていたつもりですが、4コーナーの入りでスピードメーターが80キロになってました(汗)。広いコースと周りのペースに誤魔化されて、自分の感覚と実際のスピードが狂ってしまうのがサーキット走行の怖いところです。まだタイヤも温まっていないのですが、TT100から来るはずの情報がまったく感じられません。と思った瞬間にS字のクリップでフロントタイヤが滑って流れました(汗)。転ばずに立て直しましたが、ハイポイント、レインボーコーナーでタイヤがグリップしている感覚がなく完全に「ビビリモード」に突入。コーナーでバイクを寝かせられず、何でこんなに滑るんだろう?とライン上を凝視したら・・・2スト車のオイルが点々と濡れた路面に玉虫色となって光っているのが見えました(汗)。それも全周にわたっています。「あ〜こりゃダメだ」と諦めてコーナーはラインを外して走り、メインストレートとバックストレッチの直線だけ頑張った走りを展開。M田さんのサインボードから「51」と表示されていたので「2分51秒出でてるんだな」とガックリ。オイルに乗らないように慎重に走って無事フリー走行終了。ピットに戻りコース状況をRSTさんに伝えます。RSTさん曰く「このタイムだと路面乾いても2分30秒台じゃないの?」とおおよそのラップタイムが見えてきました。オイルが浮いていたとは言えウェット路面を得意としていた私。その自信が過信だった事を思い知らされました(汗)。オイル処理の為か、コース整備が遅れ20分スケジュールが押します。他のクラスの走りを見ながら、ダベったりしてタイムアタックまでの時間を過ごします。トイレに行ったらツバメの巣があって、赤ちゃんツバメが凹んだ私を癒してくれました(笑)。時間が経つにつれ、コースはウェットからドライに変わります。厚い雲から日差しも見えてきました。タイムアタックとなり、準備をして走り出します。コース上はフリーの時とは打って変わったコンディション(笑)。周りのペースに引っ張られ好き勝手に走り、周回を重ねていきます。コーナーを繋げて走ることに専念し常に先を見るように心がけ、裏ストレートはスピードメーターの針が180キロを超えるところからが戦い。そして止まらないブレーキが何度も私とCB‐Fをコース外に誘ってくれます。「無茶な走りをしているな」と自分でも思う。でもこれが私とCB-Fの全速全開。「限界ギリギリ」なんてありきたりな言葉じゃなく、このCB-Fの性能を全部引き出して必死に走っていた。ストレートに戻ってきてM田さんのサインボードから「7」って文字が・・・「あ?まさか2分7秒?ウソでしょ?」と思いながら過信せず慎重に周回して、15分のタイムアタックはチェッカーとなります。ピットに戻ってきたらRSTさん、M田さんがニコニコ顔で喜んでいました(笑)。「いきなり2分10秒で戻ってきた時はRSTさんと二人でびっくりしてましたよ!」とM田さん。そりゃそーだ、「30秒台位じゃないの」といい加減な事を言ってた人が居たんだもの(爆)。2分3秒行けんじゃないの?という会話に「これ以上は無理」と話す、ヘロヘロニなった私(笑)。何はともあれ?私の走りで、チームみんなを喜ばせる事が出来たのが本当に嬉しい。ベストラップ2分6秒663、平均速度106キロ、最高速度は175キロと言うタイムアタックの結果でした。この結果をドノーマル81’CB750F(タイヤはTT100)のSUGOサーキット性能結果として、勝手に宣言しちゃいます(爆)。そして、15年一緒に走ってきた「宇宙一カッコいいCB‐F」との集大成とします。タイムアタックの結果はそのまま模擬レースのグリット決めとなり、クラッシックCクラス13台中、9番グリットをゲットしました。タイムアタックの結果が良かったので?昼食の焼き肉の準備がなんだかノリノリな模様(爆)。焼き肉の準備が出来る間、ブレーキレバーが深くなってきたのでブレーキフルードの交換をしました。昼食メニューは焼き肉の他に、焼きおにぎりと焼きそば。全部平らげて満腹です(笑)。昼食の後は他のクラスの走行を見たり、体験走行を見学。あの平忠彦さんが来ていて、体験走行をしたライダーから抽選で二人を選び「平忠彦とタンデム体験」なる事をやっていました。XJR1300に平さんと選ばれたライダーがタンデムで走って行くのですが、メインストレートを駆け抜けるスピードが半端じゃないです(爆)。絶対後ろに乗りたくないと思いました(汗)。朝の雨がウソの様に、午後は真夏の日差しが差し込んできて暑くなってきました。いよいよ模擬レースの時間。予選で力を出し切ったため?模擬レースは順位キープの安定した走りを目標に挑みました。円陣を組み、気合を入れます。ピットロード出口の、シグナルが青になるまでがものすごく緊張した。そして同じCクラスのマシンたちが全部レーサーだった事に気づく(汗)。サイティングラップの後、グリットに付いてレッドフラッグ退去。シグナルレッドが消えて全車一斉にスタート!。それなりなスタートでいい位置で第1コーナーに入りましたが、2コーナーで前のバイクに追突しそうになりブレーキドリフト(汗)肝を冷やしたまま走り、シケインを抜けた10%勾配でシフトアップ時にギア抜けする症状が発生。これが起こるたびに坂道でスピードダウンして後続に抜かれ順位が下がっていきます(涙)。ギア抜け症状と付き合いながら、やっと落ち着いて走れたのはラスト2周のみ。タイムも2分6〜7秒で安定してきたところでチェッカーフラッグ。もっといろいろ試したかったけど、5周の模擬レースは短すぎたな〜(汗)。クラッシックミーティングCクラス、13台中12位というリザルトでありました。一緒に走ったバイクを見ると「ノーマルでよくやった!」とCB‐Fを褒めてあげたいくらいの内容です。ピットに戻ってきて、チーム員みんなと抱き合って無事にレースを終えた事を喜び合います。レース談義しながら余韻に浸りつつ後片付けです。途中でリザルトを貰いに行ったら、表彰式の真っ最中。自分のリザルトを探していたら大柄の男性が私に寄ってきました。SUGOの偉い人かと思い、なんの考えもなくその場を離れましたが、その男性が「平忠彦」と紹介された時「あいや〜!握手くらいすればよかった〜!」と悔しがったのは言うまでもないです(涙)。ハイエースにすべて積み込んでSUGOを出発。車内の会話そっちのけで、車を運転しながら今日一日の走行を思い出します。高速に乗り、鶴巣PAでトイレ休憩。運転を変わってもらって、後部座席でRSTさんとCB‐Fの今後について話し合います。SUGOを本気で攻めるのであれば、方向性を決めてそれに向かって改良していかなければなりません。ですが、それをやってしまうと今のCB-Fとは別物になってしまいます。私のCB-Fは純然たる「ツーリングバイク」です。今の仕様を変える気はないので、来年もこの仕様のままサーキットを楽しむ事にします。ま〜別にもう一台CB-Fを手に入れば問題ないんですが、そんな事しな〜い(爆)。「しかし、よく頑張ったよ!」と後ろに積んであるCB-Fを撫でていたら、なにやらピカピカ光るものが・・・「あ”〜!!トランスポンダー付けっ放し〜!」。RSTさん青ざめ、一同プチパニック(爆)。レース終了後に返却しなきゃいけないトランスポンダーを、そのまま付けっ放しで帰ろうとしています。「やばい、下手すると買い取りになる(汗)SUGOに戻るべ」と言うものの、ここは高速、古川手前です。とりあえず、SUGOの事務局に電話して事情を説明。「翌日宅急便にて返却してください」とのことで、事なきを得ました。SUGO事務局さん申し訳ないっす(汗)。胆沢のRSTに到着。食材の残りで晩御飯という名の「お疲れ様会」を開催。とうとう私にもビールが入ってしまい、エロトークが炸裂(爆)気が付いたら缶ビール6本空けてました(大汗)。そんなこんなで酔っ払ってたら、熊本からRSTさんのモリワキ時代の先輩が現れてびっくり(笑)。私も7年ぶりの再会を喜びました。「サトさんだよね?」って7年ぶりに語りかけてくれたけど、私は名前も忘れてたって言う失礼な奴です(汗)。サーキットに何十万人もの観客が集まっていた頃の話や、当時のメカニック泣かせなライダーの話をしてくれてすごく面白かった。もっとお話したかったけど酔っ払いは電池切れ(爆)。後片付けをし、RSTから帰ってきて今日一日が終了しました。「自分のCB‐FでSUGOを何分で走れるんだろう?」と言う長年の疑問がすっきりしました。ノーマルCB-F乗りとして「2分6秒」ってタイムが遅いのか速いのか解らないけど、6年ぶりにSUGOを走って愛着あるCB‐Fで全速全開となり、このタイムが出せた事が嬉しくて仕方ないです。なにより80年代の「AMAスーパーバイク」気取りが出来て本当に楽しかった(笑)。今日一日付き合って楽しんでくれた仲間達、本当にありがとうございました。また来年もCB‐Fでチャレンジすることを夢見ながら、仕事を頑張りたいと思います!。この日の模様はこちら。