ツレズレ日記

(5月)

2011 5月3日  TUE

サトさんのカブツーレポ「青葉城散策&モタード楽しそうだ編」@青葉城跡&SUGO。「距離と時間」を楽しもうと、カブでツーリングを計画してました。行き先の思案に「沿岸方面」が入れられないのが寂しい限りです。「角館の桜祭りと横手焼きそばツー」と昨日まで決めていたのに、今朝になって「SUGOでモタードパーティーやってるよ!」のクレイジーさんの知らせに「よし!仙台に行こう!」と急遽行き先変更。ソロツーリングの気軽さと自分のキマグレンに乾杯(爆)。という事で?早速ツーリングマップルでルート検証。大河ドラマを見ている関係でどうしても「伊達政宗」に触れたくなってきました。仙台は青葉城跡と瑞鳳殿を見学します。そのルート上に「現代美術館」があったのでこれも追加、最終目的地はスポーツランドSUGOです。カブのリヤボックスに雨具とデジカメ、マップルを放り込んで朝7時30分、軽快に出発!。予想往復距離は400キロ弱、どう考えてもケツの痛みとの戦いになりそうだったので、スノボー用のケツパッドを装着します。ジーパンにスパッツ履いてるみたいで恥ずかしいですが、痛みが緩和でき長距離のカブツーリングを楽しむには必須アイテムです。四号線をひたすら南下、前沢に入った辺りから異変に気付きます。道路がうねっている上に、架橋の継ぎ目はすべて隆起していて大げさじゃなくモトクロスコースの「テーブルトップ」になっています(汗)。震災の影響がこんなところに出てるとは・・・カブのスピードでもジャンプしちゃうくらいなので、車高落しに命かけてるようなVIP系の車は走らない方がいい、真面目に壊れる。そんなテーブルトップを減速して通過しながら宮城の栗原市に入ります。ここは歩道と道路の高さが同じになるほど隆起している。テーブルトップの角度もきつくなり、ほんとのジャンプ台です。あまりの被害に笑えなくなってきた、これはもう国道じゃないですよね(汗)。休憩しようと、いつも利用している「いちばん屋」に到着。テーブルトップには参りましたが、何とか順調に走行してます。モーニングショットやっつけて出発。古川を通過、大衡村の四号線で対向車線に大集団の「旧車會」の皆様が・・・コールってヤツを盛んにやっていますが、私には調子悪いエンジン音にしか聞こえません(爆)。そんな旧車會の皆様に追随して行ったのかわかりませんが、パトカーやら白バイやらが目立ってきました。旧車會のお陰で?私もペースダウン、法定速度で走ります(爆)。四号線を右折。富谷町から457号線に合流、宮床ダム〜みやぎ台〜折立から48号線に合流、仙台市内に入ります。仙台に来ると思うのですが、車の量と原付の機敏さには驚かされます。「都会だな〜」と思う(笑)。そして、この交通量に負けない走りをするために、自分の中で「攻めなきゃ!」とギヤを一速上げます。「所詮、この世は弱肉強食。強ければ生き、弱ければ死ぬ」それが志々雄真の教え(爆)。カブで仙台市内を「縮地の一歩手前」の如く走りまくり?青葉城跡地へ到着。ですが、震災被害で崖崩れが発生していて、青葉城に向う道が復旧していません。迂回路を通ったのですが、これが東北大学の校内?を通過していく道で、何気に「東北大見物」となりました。いや〜東北大学の敷地ってこんなにデカいんですね(汗)そして学生カップルがウヨウヨいて?羨ましいを通り越してイラッとしました(爆)。青葉城の入り口に到着。門番の男の子に「ハイ100円!」とせがまれます。パタヤビーチかよ(爆)ていうかカブでお金取るの〜?無料って聞いてたから動揺しました(汗)。城内に入ってみます。青葉城に来るのは、小学校の修学旅行以来30年ぶりです。修学旅行では遠いところに来た印象がありましたが、今ではカブで来れる距離なんだな〜と感慨にふけります。修学旅行の記憶では、伊達政宗像と展望台から見た仙台市の風景、宿泊先のホテルで見たエロチャンネル以外印象に残っていないのですが(爆)やっぱり来て見ると懐かしいです。崖崩れの影響で展望台は立ち入り禁止、仙台市内を見ることが出来ません。あれから30年経った仙台市内を見たかったのですが残念です。「昭忠塔」という青銅のトビが羽ばたいている、高さ20メートルくらいの塔があるのですが、そのトビが震災被害で崩落しているのは衝撃でした。この塔を修学旅行で見たとき「でけェ〜!」とみんなで叫んでいた記憶があります。それも壊れてるなんて悲しすぎます。私のいるところは「本丸」と言われている所で、城内を巡るいろいろな散策コースを楽しむ事が出来るのですが、震災の「負」の部分しか目に入ってこなくて(悲)なんかお腹いっぱいになっちゃいました。青葉城跡を出発して「瑞鳳殿」に向います。何の知識もなく?瑞鳳殿の写真だけ見て向ったのですが、伊達政宗の墓所だった事を現地に着いて教えられまして(大汗)お陰で勉強になりました。瑞鳳殿は豪華絢爛という言葉が、そのまま当てはまる位の優美さで圧倒されます。資料館で遺骨発掘調査の記録映像なんか見て「伊達政宗ってB型だったんだ〜仲良くなれそ〜」とか思いながら?時間過ごしてました(笑)。二代藩主伊達忠宗の墓所「感仙殿」、三代藩主伊達綱宗の墓所「善応殿」は震災被害の為、観覧できず。瑞鳳殿を出て、近くの現代美術館に向いますが、見つかりません(汗)。マップルでは確かにこの通りにあるはずなのですが・・・マップルを見ながら三往復して見付けられず断念!どこにあるんだ現代美術館!あ〜時間食いました〜(汗)。素直に宮城美術館に行けばよかったと後悔しきりです(涙)。東北学院大の通りから、四号線に合流。そのまま286号線に右折してSUGOに向います。とある交差点で左折。しばらく走りましたが、道路標識には「名取市」と書いてあります・・・だは!もしかして「ナスパ」に向ってんじゃね〜?(笑)気付くの遅すぎ(汗)。あせってUターン。「タイヤナビさん」とか通過して、県道31号線へ左折。SUGOに到着します。何年ぶりかの正面ゲートからの入場(笑)。入場料を払い、クレイジーさんが第一コーナー付近に陣取ってるというので、グランドスタンドまでテクテク歩きます。と、ここで軽自動車に乗った人妻に声を掛けられます。「え、逆ナン?」と思いましたが(?)どうやら道に迷っているらしい。モタードパーティーをやっている「西コース」への道がわからないとの事。「あ、自分もモタード見に来たんですよ」と言ったら「じゃ〜道案内してください!乗って!」と強引に後部座席へ。やべ〜人妻に拾われてるよ、サトさん42歳(爆)。話を聞いたら、モタード参加してる旦那に「荷物あるから車持って来い!」といわれて、車で入ったのはいいが迷子になったそうです。サーキットの連絡路って複雑なので、慣れないと迷っちゃうんですよね(汗)。本当は許可証ない車は入っちゃダメなのに、旦那の為に入場口のオフィシャルと交渉したらしい。エライ奥さんだ。しかしオフ車乗りの旦那って、なんでこう奥さんにムチャ振りするんですかね?羨ましいっつの!(笑)。人妻の運転で西コース到着。人妻に感謝されつつ、車を降りてコースを見たら模擬レースがスタートしてました。モタード集団の中にクレイジーさんの見慣れたツナギが!すぐさまカメラで録画開始。西コースにダート区間とジャンプ台を設置しての模擬レース。中排気量のモタード車に混じってクレイジーさんのXR100モタードが器用にスルスル走っています、インフィールドは下手なモタ車より全然速いです。面白そ〜(笑)。三周の模擬レースはあっという間に終了。帰ってきたクレイジーさんとダベりながら残りの模擬レースを観戦しました。モタードパーティーは盛り上がってるし、本コースでは四輪の走行会で盛り上がってるし、ピット裏の駐車場では車にウーハー付けて大音量の方々(←よく解かってない)がいて凄い人出だし、SUGOだけは震災の影響がないくらい盛況だったので安心しました。もうちょっとSUGOにいてこの雰囲気を楽しみたかったのですが、そろそろ帰りの事を考えなきゃいけません(汗)。クレイジーさんに別れを告げ、SUGO出発。来た道を戻り、仙台南インター付近のセルフで給油。そこから31号線〜457号線で仙台脱出、四号線に合流します。四号線の一車線区間はどうしても渋滞してしまいますが、カブなら全然心配なし(笑)。走行は順調だったのですが、ケツの痺れが限界です(汗)。ケツパッドしてても痛くなってきました。そして寒い。行きに寄った、いちばん屋で早めの晩飯。この時点で17時半。こっからが長いんです(汗)。いちばん屋を出発して、四号線のテーブルトップを攻略しつつ?岩手に入りました。一関〜前沢〜鬼門の奥州市も何事もなく通過して、祝杯のプレミアムを買って20時前に無事帰宅。走行距離342キロ、消費ガソリンは6リッター弱で燃費はリッター57キロでした。燃料代1074円(ハイオク)、観覧料:青葉城100円、瑞鳳殿450円、SUGO300円。缶コーヒー2本240円、食事代580円、合計2744円出費のツーリング。食べたり飲んだりしなければ2000円で済んだかも。手持ちの水筒に手弁当で行けば良かったとチョット反省(笑)。本日もケツの痛みに痺れつつ?少ない出費で時間と距離を十分楽しむ事が出来ました、カブちゃんありがとう(笑)。次はレースで?活躍しておくれ(爆)。

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2011 5月11日  WED

久慈カブツー?@「ベース半崎」訪問(爆)。数年前から、道ですれ違ったり、イベントで見たり、ミーティングでお会いしたりしていた「しょうご@デブ輪(以下デブ輪さんと呼ぶ)」とカブツーリングを楽しみました。デブ輪さんは「WEBミスターバイク」やBG誌の「俺エゴ」などに登場して、知っている方も多いと思います。そんなデブ輪さんより猛烈なラブメール?を頂き、今回初顔合わせと友好と怪しい企み?を兼ねてカブツーリングとなりました。待ち合わせ場所は沼宮内の道の駅「石神の丘」。朝出発して、4号線を北上しますが、やたら赤色灯を回している車が多い(汗)。ペースを上げられず、自宅から三時間半かけて「石神の丘」に到着します。デラックスカブで到着していたデブ輪さんと、手の骨が砕けるほどの?硬い握手!(笑)。そして隣にもう一台、ホンダJADEに支援物資のダンボールを大量に括り付け、格好はお世辞にも綺麗とはいえないボロボロなライダーが一人・・・。「サトさん!こちら孤高のパンクロッカー内藤さんです!」と紹介されました。「え、デブ輪さんの知り合いなの?」と思いましたが、デブ輪さんも内藤さんから「岩手に入った」と連絡を受けていたが、まさか私との待ち合わせ場所で「地べたに寝ていた内藤さん」を偶然捕獲するなんて思っても見なかったようです(爆)。「二人の先輩の会えるなんて幸せっす!」と喜ぶデブ輪さん。いえいえ、貴方の想いが内藤さんを呼んだんですよ。そんで、そんな場面に出くわす私もやっぱり「呼び込んでいる」のかも(笑)。三台で石神の丘を出発。4号線から281号線で久慈に向います。281号線はいい道なのですが、カブでは苦しい上り坂の連続。ですが、下りになると気持ちいいほどメーターを振り切ります(笑)。デブ輪さんのカブ、性能なのか体重なのか?下りで異常に速い(爆)黙ってるとどんどん引き離されるので、こちらも負けじとフルスロットル!ラインを詰めたりしてデブ輪さんの背後に近づいたり離れたり(笑)ん〜だんだん本気になってきたカブバトル!。平庭高原からの下り。JADEの内藤さんを引き離し、メータ振り切りのバトルを始めるアホカブ2台(笑)。付かず離れずで、スピードとコーナーに酔いしれ、デブ輪さんと気持ちがシンクロし始めたその時!荷軽部方面から赤色灯を点けたパトカーが、こっちを見ていました(爆)。すぐに減速しましたが間に合わず、パトカーは追いかけてきます。「ゴールド終わった・・・」と思いましたが、デブ輪さんは「免許も終わった・・・」と思ったとか(爆)。追いかけてくるパトカーにデブ輪さんは観念して路肩に停車、私は停止指示が出るまで法定速度で走っていました。ビクビクしていましたが、パトカーはそのまま何の指示もせず?私達を追い越して通り過ぎていきました。「あぶねがった〜!」と胸をなでおろす二人(笑)。今日から「交通安全運動」だった事を後から聞かされた次第です(汗)。その後は先ほどとは打って変わって?法定速度で走るチキンカブ2台(爆)。山形村〜久慈渓流を見ながら、久慈市に入ります。市内は平穏としていましたが、やはり津波被害で海岸に近いところは全部やられてます。デブ輪さんが働いていた造船工場も津波被害に遭われたそうです。その造船所の海岸から少し上ったところに、デブ輪さん曰く「久慈の軽井沢」と言われる?「デブ輪豪邸」があります(笑)。北上から6時間掛かって「デブ輪邸」に到着。デブ輪さんのお母様が作る「山菜尽くしランチ」をご馳走になりました。こごみ、うど天麩羅、たけの子ご飯、たけの子の味噌汁。デブ輪弟さんが山から取ってきた「こしアブラ天麩羅」とデブ輪特製「行者ニンニク醤油つけ」をお腹いっぱい頂きました(笑)。その後、デブ輪兄弟と内藤さん、私の四人でミーティング。内藤さんはコアなファンを持つその筋では有名なパンクロッカーだそうですが、目の前にいる内藤さんは「大人しいフツーの人」です。ステージ上で「キレてる」姿が想像できない(爆)。ライブハウスを回るためバイクに自前の機材を積んで全国を移動しているそうです。ものすごい距離を走っていて、リヤタイヤは真ん中減り、フロントタイヤなんか丸坊主です。こんなタイヤで走ってる人、久しぶりに見た(爆)。高速は使わず国道、県道オンリーです。でもバイク好きでもなんでもなくて、ただ「節約」でバイクに乗ってるんだとか。どう見ても「バイク乗り」なんだけどまったく自覚なし(笑)。ある意味、内藤さんも「本物」だと思った。「俺、駐車場で寝るんでよく通報されるんですよ〜」と笑いながら話す内藤さん・・・「いい人と出会えた」気分です(笑)。デブ輪邸での楽しい一時も、カブで来てしまうと短いものとなってしまいます(涙)。私は6時間掛けて北上に帰らなければいけないし、内藤さんも下道で東京に帰らなければいけません(汗)。最後に三人で記念撮影。な〜んか左から「スネオ、ジャイアン、のび太」って感じじゃないすか?(爆)。「ベース半崎」と書かれた大きなコンテナがあったので中を見せてもらいました。ご自慢のお宝がいっぱい(笑)。デブ輪弟さんとお母様に感謝してデブ輪邸を出発。デブ輪さん&C-1500(軽トラ)に先導されて281号線まで誘導して頂き、そこでデブ輪さんとお別れ。久慈自動車学校付近で「孤高のパンクロッカー内藤さん」ともお別れ。一人寂しく走り出します。平庭高原の下りを楽しんだ後、葛巻町内を通過。大坊峠を乗り越えてやっと4号線に合流しました。信号の角にあるセルフで給油した後、隣接しているローソンで少し休憩、ケツの痺れを取らないと(汗)。4号線をひたすら南下。途中、知り合いの「カブ屋」に寄ったりして?4号線に戻り、また走り出します。辺りはすっかり真っ暗です(汗)。バックミラーに映る車のライトが、集団で襲ってきては通り過ぎていきます。だいぶペースが落ちてきました。北上に着いてから買い物だと店が閉まっている恐れがあるので、途中で晩飯&プレミアムの調達。夜九時過ぎ、やっとの思いで自宅に到着。久慈「デブ輪邸」まで往復342キロ。ありゃ?偶然にも先日の「SUGOカブツー」と同じ距離でした(笑)。今日も「距離と時間」を楽しみました。そして内藤さんとの「いい出会い」もありました。スリリングな演出&ご馳走してくれたデブ輪さんに感謝いたします(笑)。バイクに乗っているもの同士じゃないと解からない、不思議な連帯感を感じる事が出来ました。「バイクに乗っている人」って、本当に面白いと思います(笑)。

2011 5月18日  WED

♪久しぶりのエフぅ〜♪@コソ練は快晴。先日、宮古の花輪橋自動車学校で二輪イベントを開催するというので、詳細を聞こうと電話しました。担当の方から「ハーレー試乗会と二輪講習会、二輪教習車の貸し出しと試乗、こんな時期なので炊き出しを100食分やります」とのこと。しかも参加無料です。私が内陸の人間だと伝えると「たくさんバイク仲間を誘って花輪橋に遊びに来てください」と言います・・・お話を伺って電話を切った後、涙が出ました。被災地のバイク乗りの為になんかやるべ!という思いが伝わってきて、その「心意気」に感動しました。CB‐Fで絶対行こうと思います。バイク乗りとして、花輪橋自校の心意気に答えようと思います。花輪橋でCB-F放置プレイじゃ!(笑)私のCB-Fを見て「やっぱボロいですね」と笑いが取れれば最高(爆)。宮古のバイク乗りとミーティング出来れば幸せです。土曜日、久しぶりに教習所を走るかもしれないので?CB-Fと自分の調子が心配で朝からコソ練です(汗)。近頃、感覚が完全に「カブ化」してしまったので(汗)久しぶりのCB‐Fは、ま〜重い重い(大汗)よくこんな重いバイクを乗り回してると思う(爆)。ガソリン入れて、いつものコソ練場所へ向います。気持ちいいほど澄み切った青空と風と、空冷四発のバイブレーションが堪らない。「俺のCB-F宇宙一だぜ!」って思う(爆)。コソ練場所でスラロームから始めます。自分の目線とライン、前輪と後輪が通るラインを確認します。その後、パイスラをしているかのようにアクセルだけでリズミカルに、フロントタイヤが吹っ飛ぶくらい速い動作で左右に振り回します。締めは駐車区間を利用したUターン。これを60ターンほど・・・完全に息が上がりました(爆)。いつものCB‐Fとの「対話」なんですが、今日は久しぶりに振り落とされるんじゃないかと思った(汗)。歳を重ね、衰える自分にCB‐Fから「身の丈を知る」と言う事を教えられたか?きびし〜な〜オイ!(笑)。

2011 5月21日  SAT

素晴らしいバイクイベントでした@花輪橋自動車学校。朝、雨音で目が覚めました。せっかくCB‐Fを磨いたのに、たまにワックス掛けなんかするとロクな事ないですね(汗)。天気予報は県内雨模様。沿岸の宮古だけ晴れマークが付いていたので、それを信じて出発します。途中でデブ輪さんから電話。「久慈も豪雨、車で行きます!」という知らせにありがたいと思いつつ107号線を走行。路面は濡れてますが、雨は降ってきません。遠野まで来ると完全にドライ、空も明るくなってきて暖かくなってきました。107号線から340号線で立丸峠に向います。肌寒いのと路面が荒れてて、とても峠を楽しむ余裕なし。下りをトロトロ走っていたら、バックミラーに複数の光が・・・と思ったら「ドシュ!」と抜かれます。BMの集団です。その数、50台くらいでしょうか?この濡れた路面を流石なペースで走っていきます。あまりの長い隊列に?左にウインカーを出して譲り倒す自分(汗)。340号線から106号線に合流して茂市のコンビニで休憩。天候回復、日差しもあって暑くなってきました。宮古に近づくにつれ、災害支援の車で渋滞してきます。県道200号線に右折する交差点でデブ輪さんのC-1500とバッタリ(笑)荷台にはミニトレGT80が積んであります(笑)。デブ輪さんとつるんで花輪橋自動車学校に到着。凄い人だかりとバイクの数にビックリしました。自動車学校のイベントじゃないみたい(笑)バイクで来た私はコース内に誘導されます。早速、釜石のM田さん率いる「釜石レーシング」にお出迎えされました(笑)。それと以前、シンプさんのミーティングで知り合った「ゆみかさん」とも2年ぶりの再会!初めて来た花輪橋で知り合いがいたり、久しぶりの再会が出来るなんて嬉しい事です。なんて楽しんでたら、デブ輪さんがミニトレとモヒカンメットで登場。久慈以来の再会を喜んで、紹介したM田さんとなにやら盛り上がっております(笑)沿岸の人達のノリっていいな〜と思います。このイベントでハーレーの試乗会を運営していたのは、どこかと思ったらアイアンロードでした。社長の佐々木さんとも東北鉄馬会以来の再会です。ハーレーの試乗車がコースを走り、炊き出しは焼肉、海鮮バーベキュー、餃子、ハヤシライス、ケーキ、フルーツ、缶ジュースなど凄いメニュー。忙しく働いている花輪橋の指導員さんに話を聞いたところ、メインがハーレー試乗会、場所は花輪橋自校、炊き出しはすべてボランティアだそうです。自校のバスで避難所から被災者を招待して炊き出しをご馳走し、佐々木社長が運転するFLHTCUのサイドカーに被災者を無料試乗させちゃうという粋なイベントです。親子連れやお子様達、女性までもが喜んでサイドカーに乗っているのが印象的でした。そんな素晴らしい話を聞いていたら、いきなり「くわさん」登場・・・ってカブで来たのかい!(爆)。85ccにハイカム組んで、慣らしがてら遊びに来た模様。早速ハーレーの試乗に申し込み、くわさんは883から試乗します。コースを周回していますが、くわさんだけ「リーンイン」だったのが笑えます(笑)。みんなでビンゴゲームに参加したのですが、私はあまりにスカスカが続き何も当たらず(汗)相変わらず運がありません。M田さんやデブ輪さん、ゆみかさんとミーティングしつつ、午後からのコース走行を待ちます。被災者の方に申し訳なくて、炊き出しを頂くのを遠慮していたのですが、お昼に出たハヤシライスがあまりに美味しそうだったので?くわさんと二人でこっそりご馳走になっちゃいました(大汗)。午後一時、よいよ指導員先導による「追いかけっこ」が始まります(笑)。私とゆみかさんは自分のバイク。デブ輪さんはミニトレ、くわさん、M田さん教習車に乗ります。私はいつもの調子で指導員の後ろに付こうと思いましたが、CB‐Fで教習所を走るの三年ぶりくらいだし、コースの様子もわからないので先導から三番手のポジションに入りました。先導車-ZX10R−CB-F−ハヤブサ・・・・なんか凄いのに挟まれた(汗)。先導付きの追いかけっこスタート!。外周で加速しながらタイヤを温めつつインフィールドに入ります。先導に引き離されるであろうと思っていたZX10Rのライダー、しっかり付いていっています。このライダー上手い!。立ち上がり加速で負けないようにZX10Rより先にアクセルを開けて、置いて行かれないように必死でした(汗)。走ってたら不等間パイロンのセクションが出来上がってて?ZX10Rのライダーは曲がりきれず可愛そうでした。外周の突込みとかS字やLクランクの走り方とか、私もだいぶとっちらかりながら走ってましたが、だんだん思い出してきて?しまいには自分で考えたラインを走り始める?完全に「にわかジム屋」モード(爆)。こうなると落ち着いて走れます。自分の得意な走り方が解かってきましたしCB-Fの挙動も掴んできました。後ろの方で走っている、ゆみかさんやデブ輪さんも落ち着いて見れるようになって来ました。周回していたらコース脇から教習車に乗った見慣れた方が・・・「ま、まっつさんだ!(爆)」。シレっと走行に入り、外周を見慣れた「リーンイン」で走っている姿が見えました(笑)。30分くらい走って休憩。「まっつさ〜ん!」と呼びかけますが知らん顔してます(笑)。「デヘヘ〜ばれました?」ってバレバレだっちゅうーの(爆)。まっつさんと一緒に教習所走るなんて何年ぶりだ?しかも明らかに私と「バトルしたくて」来たでしょ?(爆)。私、デブ輪さん、M田さん、くわさんにまっつさんが加わって休憩は楽しいミーティング(笑)。二回目の走行。私の後ろにハヤブサが居たはずですが、なぜか「振り向けば、まっつさん」です(爆)。バックミラーの死角に入るほどビッタリ私をマークしています(汗)。まっつさんのプレッシャーが懐かしいやら嬉しいやら(笑)。こうなると「のらりくらり」とは走れません。今度は前を走るZX10Rにビッタリ付いて、この「トレイン走行」を乱さないで走ります。休憩を挟んだとは言え、一時間近く走ってます。そろそろミスが出始める頃です。自分もやらかさないように慎重に走ってた矢先、UターンしたZX10Rがラインを外し減速、追突を避けるため抜き去りました。ここぞとばかり?先導の指導員を追いかけます。ここが一番本気出したところです(爆)。先導の指導員にビッタリ付いて二周した後、ZX10Rとまっつさんを前に出します。まっつさんを今度は私が煽ってブチ抜いてやると「ほうれん荘劇場」を開演?と思ったらここで走行終了(爆)。いや〜あと三周多く走ってくれたら、まっつさんとナナハン同士の華麗なバトルを見せれたのに残念だ(笑)。走行終了後、思い切り汗をかいている自分に気付きます。バイクで走りまわった後の汗ほど、気持ちいいものはないです(笑)。私の走りを見てデブ輪さんは喜んでくれたし、「美味しい所もっていかれた〜」とM田さんも嘆いてくれました(爆)。かなり出しゃばった走りをしましたが、被災地を盛り上げるこんな素晴らしい二輪イベントで、私が大人しく走ってる訳がない(超爆)。私の走りを見て「なんだアイツ!馬鹿じゃね〜の!」と思ってくれれば最高。本物の「バイク乗り」なんて馬鹿ばっかりなんだから(笑)。走行終了後、みんなでダベリながら余韻を味わいます。イベントの終了も近くなってきました。デブ輪さんとまっつさん、M田さんは帰宅の途に。私とくわさん、ゆみかさんは最後までイベントを楽しみました。午後三時イベント終了。撤収作業をしている花輪橋の指導員と、アイアンロードの佐々木社長に挨拶し、ゆみかさんと再会を約束して花輪橋を出発。くわさんと別れ、帰りは被災地支援の渋滞に巻き込まれながら、来た道を戻り無事北上市に帰ってきました。被災地のバイクイベントとは、思えないくらい楽しんでしまいました。そして「被災地を元気つける」素晴らしいバイクイベントだと思いました。花輪橋の「心意気」に私は参加することしか出来ませんが、バイクに乗っている者として光栄な一日を過ごす事が出来ました。「被災地のバイク乗りは必ず復活する!」そう思えるパワーと勇気を感じました。花輪橋自動車学校の職員皆様、モトワークス・アイアンロード様、炊き出しボランティアの皆様、こんな素晴らしいイベントを開催していただき、本当に感謝いたします。ありがとうございました!。