高速は使わず、法定速度+α?でどこまで行って日帰りで帰れるのか?に拘る私のツーリングリポート(笑)。去年の青森下北半島一周「先っちょ完全制覇の旅」に続く第二弾として、今回は猪苗代湖を目標地とし、ツーリングマップルで下道ルートを決め裏磐梯、磐梯山のワインディングと会津若松市内観光を楽しんじゃおうと言う計画です。出発は恒例となりました夜中の二時(笑)。まずは107号線で横手に向かいます。ほぼ独占状態の?夜中の国道をひた走りますが、錦秋湖あたりから濃霧がひどくなってきてペースダウン。シールドの露をふき取りながらの走行。横手市内の13号線に合流、湯沢市へと向かいます。濃霧は晴れましたが信号とトラック、そして急に飛び出してくる新聞配達のチャリが行く手を阻みます(汗)。まだ九月だけど冷え込んでるのか両手の感覚がなくなり、右足首の感覚が麻痺してきました。13号線の信号が多いのに飽きてきた頃、湯沢横手道路の「自動車専用道路」に遭遇、無料提供中とのことで早速走行。ま〜信号なくて快適です。ここもほぼ独占状態(笑)。13号線はこの「自動車専用道路」に乗ったり降りたりしてプチワープできました。雄勝トンネルが秋田と山形の県境。トンネル内に思い切り「山形←|→秋田」とペンキで書いてあるのには笑いました。そして山形に入った事に感動。寒さと右足首の痺れに耐えかねて「新主寝坂トンネル」の待避所にバイクを止め小休止。なぜこんなところに停まったかと言うと明らかに暖かいからです(笑)外気が寒いとトンネル内の暖かさは天国です。かじかんだ手と右足首の痺れがとれた頃、再スタート。新庄市内に入り「尾花沢新庄道路」(ここも自動車専用道路)でプチワープ。村山市に入ったところで片側二車線の広い道路となり快適に走行。「道の駅むらやま」で冷えた体に暖かい缶コーヒー注入。山形県みたいですが夜明け前で、相変わらず辺りは真っ暗。山形に来たという実感がわきません(汗)。道の駅を出発して広い二車線の道路を南下します。早朝で車も少なく、いきなり現れるオービスにビビリながら?延々続く片側二車線の道路を楽しみました。夜が明けてだんだん明るくなってきて、ようやく周りの景色が見えるようになってきます。うわ〜どんよりお空じゃないの(涙)。上山バイパス走行中にとうとう雨が降り出し、しばらく様子を見ていましたが止みそうにないので、雨が避けられる場所にバイクを停めレインウエアに着替えます。いつも着ているプロテクター入りのブルゾンですが、レインウエアを着てしまうと「アメフト選手状態」になり動きづらいので(笑)脱いでレインに着替えます。その脱いだブルゾンはかさばってタンクバックに入らないので、後ろにくくり付けます。安全のためのプロテクター入りブルゾンですが雨が降ると荷物になってしまうのが歯がゆいです(汗).。
雨の中、出発。雨に当たりながら山形県南陽市に入ります。「米沢南陽道路」看板を見つけ、またプチワープできるかと向かったわけですが、思い切り「ここは有料です」の看板にガックリ(笑)また13号線に戻ります。米沢市内に入り、街中に「天地人」ののぼりが立っています。道路標識に「西吾妻スカイバレー」の看板を発見!よいよ福島が見えてきました。ここで四時間以上走った13号線とはお別れ。県道101号→287号線→県道2号線に乗り、見所たくさんの米沢市内や上杉神社をスルーして(涙)道幅が狭い道へと入ります。「米沢猪苗代線」を行き西吾妻スカイバレーに入りました。よいよ福島です。路面が濡れているのでワインディングを楽しむ事は出来ませんでしたが、晴れていたら景色など見ないで?攻めていた事でしょう(爆)それくらい誘われる道です。白布峠でトイレタイム。雨水を利用してる公衆トイレみたいで面白いです。携帯カメラでは解かりませんが(汗)ここで見た桧原湖と裏磐梯の景色が素晴らしく、ちょっと感動モノです。雨上がりと早朝と言う時間帯もあり幻想的な雰囲気がしました。景色を眺めながら、私らしかなぬ?ゆっくり走行で西吾妻スカイバレーを下ります(笑)。スカイバレーを下ると桧原湖が目の前に現れます。明治21年の磐梯山の大噴火で、山体崩落した土石が桧原川を堰き止めて出来た湖だそうです。湖底には桧原村があり、500人以上の死者と地域社会が丸ごと消えてしまったと言う話。そんな痛ましい過去がありながら、いまではマリンスポーツやら釣り人で年中賑わってる桧原湖の光景に、違和感と時の流れを感じる次第です。桧原湖湖畔の道を気持ちよく走った後「磐梯山ゴールドライン」へと向かいます。有料道路はあまり走りたくないのですが(汗)ルートの都合上どうしてもゴールドラインを通らなければならず、渋々530円を払う(涙)。料金所のおじさんに「雨の中バイクも大変でしょう!」なんて声を掛けられますが、走り疲れて愛想笑いで答えるのが精一杯でした(笑)。ゴールドラインは可もなく不可もなく?路面も荒れていないので、整備の行き届いたの道という印象です。ただ、突如現れる裏磐梯の山体崩落の景色は、規模が凄すぎてなんとも不気味です。こんな大崩落じゃ湖も出来てしまうかも・・・。写真に収めてこなかったのを後悔してます。猪苗代湖が見えるはずでしたが、雲海みたいな雲に覆われていてまったく見えず(汗)ま〜これはコレで楽しめたと自分なりに納得(笑)。
磐梯山ゴールドラインを通過後、真っ直ぐ猪苗代湖に向かうはずでしたが、時間が早かったので会津若松市内へと足を伸ばします。県道64号から猪苗代湖と若松市内を結ぶ49号線に乗り、会津戦争の舞台となった鶴ヶ城公園へ向かいます。朝の通勤ラッシュの時間帯で、なかなか前に進みませんでしたが、何とか鶴ヶ城公園に到着。ですが、なぜか入門口がわからず、雨の中、バイクもどこに停めてよいのやら・・・そんな感じでお堀の周りを二周して見学をあきらめました(汗)。次に若松市内にある白虎隊の悲劇の場所となった、飯盛山へと向かいます。入山口のすぐ横に「無料駐車場」と書いてあったので、バイクを止めようとしたら「バイクは向こうに停めてください!」とおじさんに言われ、指さされた場所は市営の駐車場。しかも遠いじゃないの!雨も強くなってるし、傘も持ってきてないので、このやり取りでもう見学する気が失せて、帰ろうと思いました。入山口の写真とお土産だけは買おうと近くの観光センターにバイクを止めたら、センターのおじさんに「傘貸しますからゆっくり見ていってください」と優しいお言葉。こうゆう心使い大変ありがたいです(涙)。さっきまで帰る気満々でしたが、コロっと変わって?観光に繰り出しました(笑)。
長い階段がありましたが、どうやらこの上に白虎隊士が眠るお墓があるようです。まずは記念館の見学をしてからと、入館料400円を払い白虎隊と会津戦争の知識を蓄えます。飯盛山に落ち延びた白虎隊の少年達が、会津の町並みから煙が上がっている光景をみて「若松城は落城した、帰る場所がなくなった」と誤認し(実際は落城せず、籠城して戦い一ヶ月後に降伏)、その場で自刃したと言う悲しい話です。私、白虎隊は全員飯盛山で自刃したのかと勘違いしていましたが、自刃したのは白虎隊300人以上いる中の20名(人数は諸説あるそうです)で、その中で一人生き延びた飯沼貞吉は晩年になって飯盛山での出来事を語り、白虎隊の最後の姿が世に広まったそうです。私自身、テレビドラマだけでしか知らなかった白虎隊でしたが、本当の姿はこんなに悲しい出来事だったのかと勉強になりました。記念館には新撰組の近藤勇が装着した「鉢がね」が展示されていて、なんか得した気分(笑)。記念館を一通り見て歩いた後は、長い階段を上りお墓のある場所に向かいます。階段の横に有料のスロープがあり、「階段を上りますと大変疲れますのでエスカレーターをご利用ください!」と行く道の観光客にアナウンスしています。こうゆう押し付けがましい「文明の利器」には素直に反発するタイプなので(爆)「階段で登ったるわい!」と勇んで階段を登り始めましたが、中腹部分で息切れしはじめ、登りきったあとは「少し休ませてください!」と思う自分がおりました(爆)。
階段を登りきると、自刃した白虎隊士のお墓が左手に、自刃した場所は右手を少し降りたところにありました。自刃した場所は鶴ヶ城と会津若松市内が一望できる場所。この場所から煙の上がる町並みを見て、隊志達は何を思い、絶望したのだろうと、思いを巡らせました。長い階段を下り、お土産屋さんの薄皮饅頭の前で足が止まりました。そういえば、出発してから缶コーヒー以外何も食べてない(汗)。お土産に、こしあんと栗饅頭、あわ饅頭の三色を購入。店員のお姉様があわ饅頭を一個サービスしてくれました(笑)ありがたや、ありがたや。観光センターで「ワンピースのご当地ストラップ」を購入。バイクに戻り先ほど一個サービスで頂いた「あわ饅頭」を雨の中、真顔で一生懸命食べる(爆)。傘を貸してくれた観光センターのおじさんに頭を下げて出発。県道64号線から49号線に合流し、猪苗代湖の湖畔にある「野口英世記念館」を目指します。市内を抜け猪苗代湖の湖畔に近づきます。さすが東北一番!田沢湖を見慣れている自分にとっては、少し見ただけでかなりデカイ湖だと解かります。でも走ってる道が湖畔と言うよりかなり遠い位置に湖面が見えるので撮影ポイントではないなと思い、そそくさと野口英世記念館へ。
駐車場の適当なところにバイクを停め、記念館の中に入って行きます。入館料は500円。小学生の低学年の時に伝記やテレビドラマ(英世役は確か仲代達也)の記憶がかすかにあるくらいの知識しかなくて「手を火傷した偉い学者さん」と思っていました。で、ここに来る前にいろいろ野口英世の事を軽く調べたら、イメージを覆すほどの叩けば埃の出すぎる?方だったようで、絶対友達にはなりたくないタイプです(爆)。まずは、そのまま残されている野口英世の生家を見学。英世が、赤ん坊の頃に左手を大火傷した囲炉裏が見えます。上京の時に床柱に刻んだ「志を得ざれば再びこの地を踏まず」の文字も心を打ちます。生家を一通り見たあと英世の遺品や参考資料、母シカの手紙など見ました。字も書けなかった母シカは、海外に行って連絡もよこさない息子英世に手紙を書くため、猛勉強してしたためた手紙は本当に涙モノです(涙)。展示物の中に英世が研究に使ったサルの剥製(チンパンジー?)があるのですが、なぜかその剥製に釘付け。私には明らかに「生きてる」としか思えないほどリアルな佇まい(怖)。「お前、夜中ぜったい動き回ってるだろ?」とサルの剥製に二回ほどささやいてみましたが、そんなこと言ってる自分が怖い(爆)。記念館の二階に上がり、人だかりが出来ていたので覗いて見ると「英世の人体ロボット」でした。目の前のボタンを押すとジェスチャーを交えていろいろ話をしたりするらしい。かなり精巧なロボットで表情や目の動きまで気持ち悪いくらい細かく動きます。かなりお金がかかってそう・・・メンテナンスとかどうしているんだろう?と余計な心配をします(笑)。意外に楽しかった記念館を出たら、まばらだった駐車場が満杯に!?高速1000円の影響か、関東ナンバーの車ばかりで駐車場は賑わっていました。いい時間だし、交通量も増えてきたので、そろそろ猪苗代湖から離脱しましょうか・・・。
CB-Fを暖機しながら「帰る前に猪苗代湖の写真とらねっと〜」と思いながら記念館を出発。湖畔の49号線と115号線の合流地点までの間で、いい撮影ポイントがあるだろうと思っていましたが、走っても周りは田んぼばかり(汗)あっと言う間に115号線への合流となってしまいました。猪苗代湖に来たのに写真を一枚も撮れないまま帰るのも悔しいですが、また広大な猪苗代湖の湖畔を走って撮影ポイントを探す気力もない自分も居まして(大汗)。左手に見えた磐梯山に向かって「ありがとう!磐梯山!」と叫びながら?そそくさと115号線を北へと進路をとりました。115号線ですが、磐梯山や吾妻連峰、安達太良山を眺めつつ走ることが出来る抜群のルートです。残念な事に霧雨で景色はよく見れませんでしたが、晴れていたらと思うと自分の雨男っぷりが悔しくてなりません(涙)。財布に余裕があれば「磐梯吾妻スカイライン」も走りたかったのですが、次回に持ち越しですね。115号線を走り、福島市内の国道4号線に合流。週末と言う事で当たり前ですが大渋滞です。頻繁に行うクラッチ操作で左手が痛くなってきます。この重いクラッチは何とかならないものか。「キリン」に出てくる「青いエフ」のように?右に左にすり抜け出来ればと思いました(笑)。福島市内を抜けたら、ストレスになるような渋滞もなく走ることが出来ましたが、今度は空腹に見舞われ?国見付近のラーメン屋に突入。味噌ラーメンだけでよせばよかったものを、チャーハン餃子のセットまで平らげてしまい?食い過ぎと同時にメタボへとまた突き進んでしまった自分に反省(汗)。4号線を北上、宮城に入ります。このまま4号線を行くと、また渋滞のストレスに見舞われそうなので迂回する事に。4号線を県道14号線へ左折。SUGOサーキット方面へ向かいます。東北自動車道のすぐ横を走る県道31号線に乗り北上。仙台宮城ICの辺りで国道457線に乗り換え。この道はよく仙台やSUGOに行く時に使ってる道なので、走っていて気分的にも楽になりました。
457号線をいつもなら富谷町辺りの国道4号線に合流するのですが、バイク仲間の「ほりっち」が、加美町の「陶芸の里」でキャンプしているとのことでお邪魔する事に。457号線から347号線に左折しなきゃいけなかったのに、調子に乗って飛ばしすぎ!?道を間違え引き返す事に(汗)。何かお土産と思い、地元のスーパーで缶ビールを積んで「陶芸の里」に向かったのですが、地図で見るより結構遠い(笑)しばらく走ってやっと到着。ほりっちとなおなお嬢、小坊主さん、パンダさん、そのほかの方々が出迎えてくれました。夜中に出発して、誰ともしゃべらず黙々と走っていたので、このお出迎えは本当にありがたいです。ターフの中で炭を燃やし、宴会が始まります。ほりっりが肉やらなにやらバンバン焼いて、小坊主さんは自前の鍋で煮汁を担当、パンダさんは「ひたすら飲んで食べる」と旅風メンバー大忙し(爆)。キャンプ用品談義やらキャンプのエピソード、バイク談義はもちろん、なおなお嬢の武勇伝?まで飛び出し、宴会は大盛り上がり(爆)聞いているだけで楽しい一時でしたが、日帰りライダーは帰らねばなりません。みんなに見送られて「陶芸の里」を出発。457号線に合流し、順調に走っていましたが、メットのシールドにポツポツ来たと思ったら、あっという間に土砂降りに(涙)。国道47号線に合流し、また457号線に入り走ります。この大雨の中「水曜どうでしょう?」と思い(笑)マップルRを開きルートを考えます。頭の中では398号線に合流して、また457号線で行こうかと思いましたが、この大雨の中、夜の見えない知らない道を走るのは面白くないと判断。398号線から国道4号線に戻り、雨の中チンタラ帰ろうと決断しました(笑)。398号線から栗原市の国道4号線に合流。雨はまったく止む気配がなく、降り続けています。金成の休憩所でトイレタイム。街頭の中、ずぶ濡れで鈍い光を放ちながら佇むCB−Fがカッコいい!(笑)。4号線を順調に走り、岩手は奥州市に入ります。毎度の事なのですが、南方面のツーリング帰りでこの奥州市付近に差し掛かると、ドット疲れが出てしまいます。もう少しで家に着くとかいろいろ緊張感がほぐれるんでしょうね。そんで一番危ない目に遭うのもこの辺りです。北上市に入り、近所のコンビニに到着。祝杯のビールとおつまみを買って帰ります。コンビニのガラスの反射で映る自分の姿は、一日中レインウエアとヘルメットを被っていたので、ベタベタなヘアスタイル、排気ガスで顔は真っ黒、泥を被った薄汚い格好・・・恥ずかしいほどかっこ悪い(笑)。でも本当の「バイク乗り」とはこんなもんだと思う。22時過ぎに無事自宅に到着。CB−Fのタンクをさわり「ありがとう、お疲れ様」と声をかけます。走行距離706キロ、燃費リッター20キロ、燃料代3261円(満タンで出発。山形、宮城で給油)、通行料金530円(磐梯山ゴールドライン)、観光代900円(白虎隊記念館400円、野口英世記念館500円)。日帰りで秋田、山形、宮城、福島とかすりながらも東北四県走って帰ってきました。日帰りで時間もありませんでしたが、しっかり観光できたし、「幕末」の空気にも触れる事が出来て、ますます「幕末探訪」にハマリそうです。私が「幕末」に興味を持ったのは、「るろうに剣心」という漫画の大ファンだと言うのもキッカケ(笑)。このシリーズは「るろうにサトさん」として立ち上げていこうと思います。・・・なんてなことを考えながらプレミアムが美味い!猪苗代湖をスルーした挙句、携帯の出し入れで「Onちゃんストラップ」がブチッといったのは悲しかったですが、CB−F共々無事に帰って来れたので良しとしましょう!。長々と読んで頂きありがとうございました。やっぱりバイク&ツーリングは最高です!。
るろうにサトさん幕末探訪? 猪苗代湖完全スルーの旅