「一日を有効に使うには早起きが一番!」と夜中の1時に起床(爆)朝食のおにぎりとミニカップラ、お湯が入った水筒など用意。前日に北上ホンダで軽整備をお願いしたCB-Fは、夜中にもかかわらずセル一発で最高の咆哮を見せてくれます。今日の日帰りツーリングの頼もしいパートナーです。寒いと思い防寒にレインウェアを着込み、夜中の二時過ぎに自宅を出発。四号線をひたすら北上。盛岡市内で雨に当たり、またもや自分の「雨男ぶり」に呆れるばかり(汗)。岩手町に入ったところで雨も小降りになり、順調に走行、この時間に走っているバイクは私くらい(笑)周りは真っ暗ですが、ペースも無理せずいい感じ。早朝4時半「道の駅三戸」に到着。しばし休憩をとっていたら猫の鳴き声がして、近寄ってきた野良猫に絡まれました(笑)。
「道の駅三戸」を出発して、104号線にて八戸市内に入りました。県道19号線に乗るまでが一苦労(汗)市内をぐるっと回って45号線から地図見てやっと合流。朝5時半、セルフで給油して19号線から338号線に乗りさらに北上。三沢市に入ったら天候がよくなり、朝日が綺麗な空を三沢基地から轟音とともに離陸していく戦闘機が切り裂いていきます。六ヶ所村を通過して県道248号線〜172号線〜6号線で尻屋崎へ。尻屋崎に行く前に「岩屋ウインドファーム」に到着。朝七時半ですが、数十機の巨大風車がものすごい風切音で回っています。ちょっと異様な雰囲気です。と、ここで巨大風車の柱の下で朝食。真上で十数メートルあるプロペラが勢いよく回って怖いな〜と思っていたら、もの凄い轟音が真上で響きました。てっきり三沢基地の戦闘機がこちらに向かってきたのかと思いきや?轟音の正体は巨大風車のプロペラ停止音。何の事かと言いますと、回転しているプロペラの先が90度回転し、抵抗を与えてプロペラの回転を停止させていました。コレがまた凄い音なんです(汗)。しかも数十機の巨大風車全部が一斉にこの調子で停止するので、これまた凄い光景(笑)なんか凄い面白かったです。
朝食(おにぎりとミニカップラ)をやっつけて「岩屋ウインドファーム」を出発。尻屋崎に向かいます。尻屋崎のゲートをくぐり、まず最初に出会ったのが「寒立馬」。二年前のツーリングでは三頭しか居なかったので「こんなもんか」と思いましたが、今回は大勢出演してくれました(爆)。海岸沿いや道端で普通に放し飼い状態。しかも結構デカイ(爆)。寒立馬に向かって「近いから〜!?」とか言いながら、近づいて写真撮ってました(爆)。道路に広がる馬糞をかわしながら?朝8時半、下北半島最初の「先っちょ」尻屋崎灯台に到着。動物好きの私は「寒立馬」でお腹一杯なので?写真だけ撮ってとっとと退散(笑)。
尻屋崎灯台から県道6号線〜266号線〜国道279号線に乗り大間崎を目指し、津軽海峡の海沿いをひたすら走ります。大間崎入り口の工事用砂山みたいなところに、ニホンカモシカの親子が普通に居ました。何でこんなところに現れるんだか(汗)目を疑ったぐらいです。しばらく走って、朝10時にやっと「二番目の先っちょ」大間崎に到着。「本州最北端の地」と書いた石碑の前で定番の記念撮影(笑)。はじめて来ましたが、人気のスポットだけにツーリングライダーが多いですね(笑)。お土産屋さんの並びを、しばらくぶらぶらしながらお土産を購入。話のネタに?何か食べようと思い「ウニ丼いっちゃいますか〜!」と意気込んでお店に入りましたが、出されたメニューの「ウニ丼時価」の文字にすっかりなえてしまいました(汗爆)。「やっぱり大間の来たらマグロ入ったのがいいな〜」と時価に比べたら値段も手ごろの「三色まぐろ丼」を注文。やっぱりまぐろは脂がのってて美味しい!一気にパクついてしまいました。この贅沢、1500円なり(笑)。
大間崎を出発して、国道338号線を脇野沢まで一気に南下。願掛岩〜仏ヶ浦〜海峡ラインを通って脇野沢まで走ったのですが、ま〜ここまでいい景色とコーナーが十数キロ延々続く国道は初めてです。ほとんどCB-Fを振り回しっぱなし(汗)さすがの私も途中で走り飽きました(爆)。脇野沢に付いた頃にはサーキット走行してるような疲労感。こんな道があるんですね。ホントに来て良かったぜ!下北半島!。
海峡ラインの公衆トイレで「東北鉄馬会」のチラシが張ってあるのを見てビックリしました。青森のバイク乗りに感謝いたします。お昼12時半に脇野沢に着き「第三の先っちょ」牛ノ首岬に向かいます。道路標識とかなくて、県道175号線でひと山超えたあたりの漁港からやっと場所を特定。「鯛島」があるので多分ここが「牛ノ首岬」だと思います。これでとりあえず「下北半島先っちょ巡り」は完遂(爆)。
脇野沢から338号線を、右手に陸奥湾を見ながらむつ市まで走ります。途中何者かわからない「テッテ」を見付けたり?大湊航空隊の展示飛行機を眺めたりしながら、279号線「むつはまなすライン」に合流。菜の花で有名な横浜町のあたりでパトカーやらネズミ捕りに遭遇。でもそんな時に限って渋滞にハマっていたので助かりました(大汗)。そう言えば今日から「秋の交通安全運動」だったと?ここで気が付いた次第です。「安全運転しないと〜」と、さっきまで338号線をカっ飛んでた奴がナニにいってるんだか(爆)。14時半に野辺地に到着。予定では「揚げたい焼」を食べる為に五所川原に向かうはずでしたが、結構な距離があることが判明し?断念。野辺地のパーキングで、この決断に45分費やしました(爆)。ここまで距離にして570キロ以上。体調もCB-Fもノントラブル。よいよ青森から離れます。
国道279号線から4号線に合流。日曜日の夕方なので渋滞しているし、パトカーやら白バイまで遭遇して?ペースが落ちるも、そのまま南下。16時50分早朝寄った「道の駅三戸」に到着。夕方の涼しい風に体が冷えていたので暖かい物が食べたい!。三戸といえば「せんべい汁」が有名と聞いたことがあるので、閉店間際の食堂で最後の一杯と出された「せんべい汁」を食べました。せんべい汁の画像をブログに上げたところで、なんと携帯のバッテリーがなくなりました(汗)27年前のCB-Fは元気に動いてるのに最近の携帯ときたら〜!(笑)。せんべい汁で体が温まったところで出発。夜の涼しい空気の中、四号線を順調に南下します。18時45分、盛岡市内に入りセルフスタンドで最後の給油。自宅までもう少し、気を抜かずに走ります。今日は旨いビールが飲めそうだ〜と思いながら?20時10分北上市に無事到着。夜中2時に出発して18時間。全走行距離792キロ。高速を使わず、一般道だけで下北半島一周して帰ってきてしまいました(爆)。「下北の景色とCB-Fの乗り味と時間と距離」を思い切り楽しんだ一日でした。そして「最高のツーリング」に乾杯でございます(爆)。
下北半島一周日帰りツーリング