ツレズレ日記

(11月)

BACKUP |NEXT

2014 11月9日  SUN 

「街かど美術館アート@つちざわ」からの〜@店舗移転ブランズ・ハッチ。バイクに乗れない日々が続いてたら、あっという間に寒くなってきました。「走り収めのツーリング」ができないのは寂しい限りです。でも、ありがたいことに自分には「カブ」があります(笑)。「よし、走ろう、カブで走ろう!」とハンドルカバー装着して着膨れバッチリな防寒(笑)完全装備でフラッと出掛けてきました。国道4号線から花巻市内の283号線に折れてトコトコと東和町土沢に到着。秋になると「街かど美術館」と言う催しを毎年開催していて、一度見に行きたいと思っていました。昭和の佇まいを色濃く残す土沢の街並に、アート作家たちが自分の作品を同調させたり、まったく異質な世界を作ったり、様々な作品に街並が変えられています。見ている自分にとってはどこか懐かしく感じたり、異文化を感じたり、また突然タイムスリップさせられたような感覚になったり・・・土沢の街からどこへでも飛んでいけるような精神世界が広がっています。「日常と非日常」が交互に存在しているとても楽しい空間になっていました。そして、この昭和な雰囲気にカブがよく似合うぞ〜(笑)。地元の町や商店街をこんなにまじまじと見て歩く事もないのに、数々の作品と出会うために土沢の街並をあちらこちらと見て歩きます。気付いたら三時間近く歩き回っていました。地元土沢の方々も協力的で親切にしてくださって、気持ちよく作品を見て回ることができました。土沢駅に停めたカブに戻り、盛岡へと出発。来た道を戻って456号線から396号線で盛岡市内のブランズ・ハッチさんに到着しました。店舗老朽化のため今月の13日で27年間続いた現在の店舗での営業が終了、新店舗へと移転するそうです。本日は感謝デーと言うことで?「おでんの日」を開催・・・ちゃっかりお邪魔しました(笑)。お店に入ったら、女将さんが迎えてくれまして、偶然居合わせたHITORIさんと久しぶりに再会。おでんを頂きつつみんなで楽しくバイク談義でくつろぎます。その後、CB-Fを所有すると言う常連さんも加わってCB-F談義へ繋がっていき?最後には「転んじゃいけないよね、特に右側は・・・ジェネレーターは大切に」で話がまとまります(笑)。店内には思い出の記念写真がいっぱい飾ってあって、そのに中にはケニー・ロバーツやらジャコモ・アゴスチーニと一緒に写っている若かりし女将さんの姿が(笑)。面白くて見て回っていたら、見たことのある風景の記念写真に目が止まります。どこで撮ったんですか?と聞いたら「田沢湖のかもしか駐車場」との事。「も、もしかしてミニバイク8時間耐久のですか!?」と聞いたら「そうそう、カントリーマン耐久ね。86年か87年じゃなかったかな〜当時はモンキーが速くてね〜」と・・・。「あの・・・そのレース自分もYSR50で参加してました。初レースで予選落ちでしたけど」。「え〜!そうなの?」と女将さんとその旦那さん(笑)。自分の思い出話と女将さんたちの思い出話が全部重なっていって自分の欠落した記憶の一部がすべて埋まっていきます。27年前の1987年に田沢湖高原かもしか駐車場にて開催された「カントリーマンミニバイク8時間耐久レース」に当時18歳の私と女将さんのチームがエントリーしていて、予選を一緒に走っていたことが判明。なんとま〜こんなところから繋がっていたんですね(笑)。それより面白かったのは「18歳のサトさんに会いたかった!」と残念がる女将さん(爆)。「いろんな所に顔出すな」と嫌味を言われる自分ですが、こんな素敵な繋がりがあるなら「いろんな所に顔出そう」と思いました(笑)。バイクに長年乗っていて、そこから抜け出せないからこうやって「繋がって」いくんでしょうね。バイクから頂く「縁」に感謝したいと思います。

2014 11月15日  SAT 

ボギーさん一行迎撃?@8年ぶりのみちのく記念館(画像は頂き物)。7月にお会いしたボギーさん一行が、二戸市浄法寺にある「みちのく記念館」にただ単に「宴会」をする為だけにお越しになると言うことで(笑)誘われて行ってきました。小雪が舞う中、夜勤明けで自宅を出発。4号線をひたすら北上して滝沢分れから282号線で一本木免許センター〜西根インター通過。ここから先はほぼ初めて通る道です。周りの景色がだんだん雪景色になってきて道路も濡れた路面からシャーベット状に変わっていきます。竜ヶ森を超えて安比高原の有名な「ローソン」に着いたときは完全に雪が吹雪となって冬景色になっていました。安代から県道6号線で浄法寺へと向かいます。どこかで買出しをしなければいけませんが「浄法寺近辺で買い物できるべ〜」と甘く考えていたのですが、これが大誤算(汗)。浄法寺までのこの県道、スーパーもなければコンビニも見当たりません!。一キロ走ればコンビニに出くわす生活をしている自分には考えられない状況。「何かあるべ、何かあるべ」とつぶやきながら、結局何もなくて(汗)買出ししないまま「みちのく記念館」に行く曲がり角に来てしまいました。時間通りでしたが買い物がしたいのでこのまま北上することに。「最悪、浄法寺から高速のって一戸で買い物しよう」とまで考えてましたが、浄法寺ICの先にやっと見つけた「ローソン」。たぶんこんなにローソンで買い物したのは初めてだ(涙)。スーパーで買い物するより高くついてしまいましたが、安心してみちのく記念館に到着。併設している「ライダースハウス愛輪宿」に入ります。遅刻気味でしたが、集まった皆さんに優しく迎え入れられました。ボギーさん一行とみちのく記念館関係の方々と、いつもキャンプでご一緒している方と・・・全部フェイスブック繋がりです(笑)。総勢9名で乾杯してスタート。快調にビールをやっつけてましたが?酔っ払う前に「みちのく記念館」を見ておきたいので、管理人のKさんに無理言って席を外してもらって見学させてもらいました。8年前に訪れたときは建て屋移転の最中だったようです。展示しているバイクとポスター、グッズが整然と並んでいます。「ただ古いバイクが置いてあるだけ」と言う印象があった以前とは違い、バイクの記念館として立派に成立していました。しかもライダーからの寄付とボランティアで運営しているのが素晴らしいですね。Kさんと記念館についていろいろお話を伺って宴会に戻ります。ボギーさんから「岩見沢のジンギスカンいけ〜!」の一声でジンギスカンパーティーが開幕(笑)。飲んでるビールも北海道限定の「サッポロ富良野ビンテージ」・・・この空間だけ軽く「北海道フェア」になってるぞ(爆)。ボギーさんの「北海道人とジンギスカン講座」を聞きつつ?美味しいジンギスカンに富良野ビンテージが旨い!。酔いが回って?ギヤがトップに入り私の「救いようの無い下ネタトーク」が始まってしまいました。最初は笑っていた皆さんも呆れたらしく「こんな人とは思わなかった」とか「誰がコイツを呼んだんだ?」とブーイングが飛ぶ始末(爆)。今食べてるジンギスカンが美味し過ぎて「これ食っちまったら、某所のジンギスカンなんか食べれねぇべ!」と某所について大炎上(爆)。ジンギスカンを食べ終わった後は塩、こしょうで焼いた雫石牛の霜降り!これも美味しかった!。またもやビールが進みまくります。食って飲んで酔っ払っていますが、もう一つ楽しくさせてくれていたのはレコードの存在です。この愛輪宿には「レコード長屋」と言われるほど大量にレコードが寄贈されてまして、洋楽、邦楽、アーティスト名ごとにしっかり整理されております。自分の聞きたいレコードを持ってきてプレーヤーで自由に聞くことができます。立派なオーディオスピーカーがいい音を奏でた空間で、バイクと音楽とエロトークを語れるとは、なんて素敵な場所なんでしょうか?(笑)。先輩達が次々と撃沈していく中、YMO好きの私とYさんで「マルティプライズ」をBGMにYMO談義で盛り上がります。その後、YMOのレコードをテーブルに広げたまま、いつの間にか寝袋に入って朝を迎えておりました(笑)。ボギーさんに誘われて、二度目の訪問となった「みちのく記念館」でしたか、まさか自分にとってこんな楽しい空間になっていたとは思いませんでした。ボギーさんと管理人のKさん、その他一緒に飲んで食べて騒いだ皆様に感謝!。またこの場所で一緒に飲みましょうね!(笑)。