ツレズレ日記

(2月)

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2015 2月1日  SUN

エンジン掛かってヤル気をもらう@日曜日もろもろ。晴れて暖かかった先週が羨ましくなるほど寒い日曜日でした。中古のビデオデッキを頂いてから、引き続き20年以上前のビデオテープの選別作業にハマっております。何を録画したかテープに明記していれば良かったのですが、無記名のテープが大量にあり(汗)それを一つ一つ再生して調べなければなりません。ほとんどが88年から92年辺りのプロレス物ばかりなのですが、残念なのはほとんどがネットで見れてしまったりDVD化していたりと「見たい時に見れてしまう」と言う試合ばかり(汗)。こんな時代が来るとは思わず、毎週録画予約していた一人週間プロレス(笑)。録画したすべてをDVD化するにも見る時間もないし、ここはバッサリ断捨離。私の場合「アントニオ猪木信者」なので、猪木が国会議員になってフェードアウトしていた時期の新日本プロレスはあまり面白くありませんです。そんな選別作業中にポンと出てくる「歌番組」を録画したテープにテンションが上がります。「ジャストポップアップ」、「ザ・トップテン」、「夜のヒットスタジオ」と懐かしい番組ばかり。今も活躍している芸能人が当時はアイドルやロックバンドの一員として光り輝いております。ロックブームからバンドブームが始まって、それが下火になっていくと同時に歌番組も軒並み終了していくという状況が当時の録画から読み取れます。なんか一つの時代が終わっていく印象を受けました。なんでこんなのを録画していたんだろう?と思ったのは88年の日本シリーズで優勝した巨人軍の番組。巨人が近鉄から三連敗したあと、近鉄のピッチャーから「ロッテより弱い」と言われて怒りの四連勝で逆転優勝したと言う、今でも語り草になる日本シリーズです。その日本シリーズが横浜DeNA監督「中畑清」の引退試合でもありました。シリーズ最終戦で代打ホームランを打った中畑をスタンドで見ていた今は亡き夫人が「カッコいい!カッコいい!」と涙を流して応援する姿に思わず私ももらい泣き・・・いや〜いい番組でした。それともう一つ、清水国明が主宰していた「國武舞レーシング」の特集番組も見つかりました。筑波のレース映像が懐かしい。そのレディースレースで優勝して一位の表彰台に立っていたのは?当時アイドル的存在だった高橋桃子さん!。その姿に「イイネ!」を5回くらい押したい感じ(笑)。そんなこんなで?一日テレビの前でビデオテープと格闘して腰が痛い〜(汗)。気分転換に部屋の掃除をして、先週充電していたバッテリーをCB-Fに繋いで・・・とその前にお湯を沸かさないと(笑)。エンジンとキャブにまんべんなくお湯をかけてセルボタンをぽちっと!。「キョカカ!ドルン!」と今年もあっさりエンジンが掛かってくれました(笑)。外は寒風吹きすさんでおりますが?空冷四発の排気音が私の心に「春」を呼び込んできました。毎年の事だけれど、やっぱりこのエンジン音を聞くと「今年も走るぞ!」とやる気が出てきます。CB-Fとのコンビも18年目に突入。今年のバイクライフはどんなものとなるのか?期待しつつ、抑えて気をつけて(笑)楽しく走りたいものですね。

2015 2月8日  SUN

乗りたいけど動かない(汗)@日曜日もろもろ。曇り空でしたが、プラス気温なのか?山下達郎の「サンソン」を聞きながら、ガレージに篭るには最適な午後(笑)。先月、車の車検を受けたにも拘らず、うっかり車検シールを交換してなくて(汗)焦って張替え作業に入ります。「シール張替えるだけなのに作業なの?」って思われそうですが、車検シールがこんなに手強い物とは自分で車検を受けるまで気が付きませんでした(汗)。ルームミラーを外した後、シールを剥がしにかかります。二年間張リついていた粘着力は強烈でシールは剥がれても粘着物はすっかり残った状態になります。固着した粘着物にダイソーの「シール剥がし剤」を吹き付けてしばらく放置。柔らかくなった粘着物をプラスチックのヘラ(ガリガリ君のヘラ棒でもOK)でコシコシと掻き取って、その後パーツスプレーでガラス面を脱脂します。新しい車検シールを中央に貼り付けた後、ルームミラーを取り付けて完成・・・これで20分弱の作業時間。車屋さんの苦労がとてもわかりましたです(汗)。車検シールを交換した後はCB-Fに乗っちゃおうかとエンジンスタート!。アイドリングが安定したところでバイクを出そうとしたら・・・動きまてん!まったく動きましぇん(涙)危なくバイクを倒すところでした。原因はFブレーキの固着。「ここも固着してんのかい!」とシールはがし吹きかけたい気分だ(笑)。ブレーキホース内でエアが噛んでいるかと思い「エア抜き」してみますがキャリパーピストン戻らず(汗)。ブレーキオイル交換しようとしたら「DOT4」が空っぽになっていると言う貧乏人(涙)。DOT4買って次回はキャリパー取り外してしっかり整備しよう。このまま走り出して「フロントロック!がっしゃ〜ん!」ってやりたくないもんね。いろいろトラブルが起きていますが、CB-Fが古くてどうのこうのじゃなくて、自分の「整備不良」がおもな原因でございます(汗)。トラブルが起こるたびに持ち主は原因解決の勉強をし、同時に整備のスキルが上がって?何が起きても動じなくなってくると言うね(笑)。でもこれが「絶版車との正しい付き合い方」かも知れません。立春を過ぎ、寒さも少し緩んでバイクもいじりやすい気温になってきました。と言いつつ?寒いもんは寒いけどね。本日もバイクに跨ってアクセル煽ってるお子チャマの状態のオジサンでしたとさ(笑)。

2015 2月15日  SUN

ビデオテープと格闘する男と見守る猫@日曜日もろもろ。「もうバレンタインデーなんていう行事は無くしてほしい」と思うような寂しい昨日を過ごし(笑)今日は晴れてはいましたが、風が強くて寒い。とてもバイク整備をする気欲がなくて、暇な時間を懐かしいビデオテープのDVD化に励みます。ただいま85年から86年のビデオを探検しています。プロレス録画の合間になぜか入っている、笑っていいともの「テレホンショッキング」。クラッシュギャルズと「やぶさかでない」の映画PRで「とんねるず」が登場した回が入っていました。二人とも「夕やけニャンニャン」の頃なので超若い!大ファンだったんですね〜自分(笑)。そんなビデオテープを調べているうちに、テープがまっ白くカビていて、再生すると明らかにデッキがぶっ壊れるものがありました。捨てても良かったのですが「十代の自分が何を録画しているかわからない!」と言う?変な期待感の方が増してしまって(笑)分解清掃を試みます。カセットは五本のネジで停まっていてそれを取ったら、中の部品がバラバラにならないように慎重に上部カバーから外します。うわ〜救いようのないくらいカビだらけ(汗)。オープンリールのようなテープを取り出して、さてどうしよう?。アルコールは使えないし、どうやってもカビは完全に取れないので、ダメ元でテープをティッシュで挟み込んで強引な乾拭き!。テープを取り出しては拭いてリールに巻き込んでのマニュアル作業。「テープ送り機」でも工作したい気分だ。テープが全部巻き戻るまでこの作業を繰り返し、50分くらいで乾拭き作業は終了。あれだけカビだらけだったテープが見事に綺麗になり、見た目は不具合ありません。ドキドキしながらデッキで再生しますが、音はするけど映像トラッキングが合わない。クリーニングテープを施した後、もう一度再生したら・・・今度は綺麗にバッチリ映りました!。さて、このビデオテープに何が入っていたかと言うと「86年富士スーパースプリント」、「さんまのまんま(ゲスト:KUWATAバンド、吉川晃司)」、夜のヒットスタジオ、歌のトップテンと録画していたことすら忘れていた懐かしい映像ばかり。特に「86年富士スーパースプリント」は全日本ライダーとWGPライダーのレース。ガードナー、マモラ、レイモン・ロッシュ、平忠彦とそうそうたるメンバーが揃い、モリワキの八代俊二、水谷勝が500で走っているレースを初めて見ました。水谷の「ウォーターウルフ」がカッコいい!。250ccではWGPライダーを退けてプライベーターでまだ19歳の本間利彦が優勝するんです。この翌年にヤマハワークス入りしたんですよね。まさにシンデレラボーイ。このレースを見て「本間利彦」って名前を覚えたんだ。BOOWYとラフィンノーズが一緒に出演している「夜ヒット」が素敵だ!BOOWYの「B・BLUE」超カッコいいよ〜!。さんまの前でバーボン飲んで酔っ払っている吉川晃司が生意気で可愛い過ぎる(笑)。これらはもう29年前の映像なんですね。TAKAIのツナギやホンダレーシングブランド「Boldor」のCMってあったんだとか?「テック21」のCMなんかもう青春(笑)。スクーターのリードSSからギヤ付きバイクが乗りたくてYSR50を買った年だったな。247mのビデオテープをティッシュで乾拭きするという強引な作業でしたが、やった甲斐がありました。懐かしさと新たな発見と思い出を提供してくれた。そして、この作業を50分間黙って見ていたウチのベッピンズに「テープに悪戯しないでありがとう」と言いたい(笑)。

2015 2月22日  SUN

ビデオデッキと格闘する男と今年初乗りCB-F@週末もろもろ。またまたビデオネタです。20年以上前のビデオテープを再生し続けているデッキでしたが、ある日突然、音がこもる様になってきました。標準テープとハイファイステレオで録画したテープはちゃんと音が出るのに、3倍録画したモノラル録画テープだけ音がこもります。映像は綺麗に映るのに〜?。音量の低い、こもる音ではせっかくの歌番組DVD化も面白くなくなってしまう。クリーニングテープを使ってみますが症状変わらずお手上げです。もしかして、テープに付着している白カビが何か悪戯しているのでは?と思い切ってカバー外してみたら・・・映像ヘッド周辺に白カビが飛び散っていて、なんともひどい状況(汗)。コンセントを抜いて白カビ除去作業開始です。めん棒とプラカラー用の幅の広い筆と掃除機を駆使して基盤に付いた白カビを丁寧に優しく取り除いていきます。白カビを除去したらクリーニングテープに付随しているアルコールをめん棒につけて映像ヘッドと音声ヘッドを優しくクリーニング。ドラムのような映像ヘッドで音声も読み取っているのかと思ったら音声ヘッドは別(赤丸の所)にあったんですね。映像ヘッドはめん棒を当てた状態でヘッドを左回転させます。上下に拭くと壊れるそうです。メッキ状で綺麗に見えますがめん棒が真っ黒くなるほど汚れていました。音声ヘッドもアルコール拭き。5〜6分放置して、ビデオテープを再生してみますがやっぱり音がこもる(汗)。なんでだろう?とLEDライトで音声ヘッド周辺を見ていたら・・・ヘッドの裏の基盤に白カビがびっしり付いているのを発見!。ここをめん棒で拭き取って、もう一度同じテープを再生したら、今度は音量が見事に復活しました!いや〜久しぶりにやってやったぜ(笑)。以前、使っていたパソコンでも同じ事がありましたが、取り込んでしまったホコリやカビは何かしら悪戯しているんですね。「壊れた、終わった」で諦める前にダメ元で原因究明してみるもんです。自分で開けて見たら意外と原因は単純だったりします。ビデオデッキのトラブルシューティング的にはとても勉強になりました。土曜日出勤を終え、復活したデッキで菊池桃子の「SayYes!」を見ながら、「空にSayYes!」と両手を上げている自分は幸せな酔っ払いだ(爆)。本日も朝からDVD化作業を進めつつ、CB-Fの整備。Fブレーキの固着ですが、ブレーキオイルを交換したらあっさり直りました。Fブレーキの調子とガソリン補充と言う理由でエンジンスタート(笑)。部屋着のままヘルメット被って近くのガソリンスタンドでハイオク満タン。タイヤの空気圧調整をしたら乗り心地が更に良くなった。数ヶ月ぶりなのにアイドリングもバラつかない。バラついているのは自分の感覚の方でした(笑)。まっすぐ家に帰らず、展勝地に向けてワイドオープン。タコメーターがレッドゾーンに入った瞬間、吸い込まれていく風景の中に自分が存在する感覚に変わった・・・俺のCB750F最高じゃないの!。展勝地レストハウスで缶コーヒーをやっつけて、帰路はゆっくり帰ってきます。凄く寒いけど「世の中でこんなに気持ちがいい乗り物はない」と思いますね。今年も普通にバイクを乗りまわせる「オジサン」であることに感謝(笑)。