2014 6月28日 SAT
小原信好さんの写真講座@石神の丘美術館。
自分の日記にツーリングのなどの写真を沢山アップしているのに、
カメラとかまったく興味のない私。
何の考えも無く写真を「記録」として撮っておりましたが
「果たしてバイクの楽しさは写真から伝わってるんだべか?」と
疑問に思う今日この頃であります。
そんな折?石神の丘美術館で写真講座を開催。
講師はフォトグラファーの「ホッカイダー小原さん」だと聞いて、
ソッコー申し込みました(笑)。
今日はカブの気分と?自宅から2時間掛けて
岩手町の石神の丘美術館に到着。美術館に入ると、
当館の芸術監督で作家の斉藤純さんが受付してるじゃないですか!。
最近、斉藤純さんのバイク本を読み始めたばかりの私は
思いっきり恐縮してしまう(汗)。
そして、キャンプ仲間が沢山参加していて楽しいぞ(笑)。
受付が終わると参加者は工房室に移動し、
そこで小原さんの写真講座が始まります。
カメラの持ち方、構え方の説明をしている小原さんの姿を見る度に
「すげ〜プロのカメラマンみたい」と再三思う(爆)。
写真の課題は野外展示場のラベンダー園を撮影する内容でしたが、
小原さんから出た言葉は
「野外展示場で、自分の好きなように写真を撮ってきてください」と・・・
「ええ〜!写真講座もキャンプミーと一緒でほったらかしかよ!」と
一瞬思った(爆)。続きがあって、
「好きなように撮った写真の中から取捨選択して
一枚だけ選んでください。写真を選ぶのも大事な作業です。
それをみんなで見て、私からアドバイスしたいと思います」との事。
こうして?野外展示場に放たれた参加者達。
「好きなように撮れって言ったって、なにを撮ったらいいかわかんね〜」と
ボヤく人多数(笑)。ま〜天気もいいし、参加者同士の私語も自由だし(笑)、
場内の彫刻作品や植物と岩手町の景色を堪能しながら、ゆっくり歩きますか。
場内には17の彫刻作品があって、一つ一つ見る角度によって
違った形に見えるのが面白いです。そんな彫刻を自分なりに
全景とか撮る角度とか考えて撮影してみますが、いまいちピンと来ない(汗)。
写真を撮りながら石神山に登ってみたり?展望台で姫神山を眺めたり?
「恋人の聖地」と言う記念碑とベンチの前で
「ふざけんな、コラ」とボヤいてみたり(笑)なんだかんだ楽しんでおります。
結局メインのラベンダー園での撮影より、
彫刻ばっかり撮ってしまって?場内撮影会は終了。
工房に戻って、撮り溜めた写真の中から
「霊的果実を撮ってる人を撮ってる人」を課題作品で提出してみた(笑)。
参加者全員の写真をモニターに映して、
一枚一枚小原さんが評価とアドバイスをしてくれるのですが、
これが面白く大変勉強になりました(笑)。
そしてみんな写真の撮り方が上手い!。
小原さんが何も言えなくなるような作品もあって?
「ホントに素人か?」と思う写真もありました(笑)。
で、私の写真ですが?みんなの笑いを一番取ったのと
「サトさんらしい写真」と言う小原さんの一言が最大級の褒め言葉でした(笑)。
小原さん曰く「手前にアスファルトが入ってるのがもったいない。
もう少し近づいて、人物と彫刻と青空が入っていたら
「芝生の上で気持ちよさそう」と思わせるいい写真になったかも」と
アドバイスいただきました。
すご〜く納得!一瞬を捉えようとして焦ってシャッター押したんですよね(汗)。
最後に全員で記念撮影をして「小原さんの写真講座」は無事終了しました。
今回の写真講座、手持ちのデジカメが「あまちゃん」で水口が使っていたのと
同タイプの「ザクシィ」を持っていったので、
最新のミラーレスとか一眼レフを持つ参加者に正直圧倒されたし
「自分には敷居が高い」かと思いましたが?
写真にしてみると結局「撮り手」の問題なんだなと(笑)。
小原さんに専門的なことを教えてもらいたい人も居るでしょうが?
私のように「自分のバイクをもう少しカッコよく撮りたい」と思う人には
最適な写真講座かと思います。次回は10月に開催予定。
手持ちのデジカメで気軽に参加できる楽しい写真講座ですので、
写真好きのバイク乗りの参加をお待ち申し上げております(笑)。
写真提供:石神の丘美術館