ジムカーナ最終戦お疲れ様でした。

計測コース図

よいよ最終戦です(笑)。仙台市内の「R45日の出自動車学校」に向うべく、北上を早朝4時に出発しました。夜が明けていく様を感じながら、ひたすら四号線を南下。宮城に入る頃には、まっさらな快晴の空となりました。二週連続で「雨の日曜日」でしたので、久しぶりに快晴の中でバイクに乗れると喜んでいましたが、季節柄やはり寒い(笑)途中の温度計が3℃と表示していたときは、さすがに参りました。会場に到着すると、朝早い受付だったにも拘らず沢山の参加者が集まっていました。
私たちB2-クラブからは8人参加いたしました。この写真を撮影したときは、まだ気温が5℃程度でして日差しはありましたが寒い寒い。バイクの車検後、受付をしてコース図もらってコースを歩いていましたら、私の知り合いの人についてこんな質問をされました・・「あの人はあんな格好で寒くないのですか?」。その「あの人」とゆう人の格好を確認して私は冷静に答えました・・「あの人の事はイジらないでください」・・。視線の先には袖のないノースリーブのシャツ一枚でコース確認するB2会長の姿が・・(爆)見てるコッチが寒いっツーの!。
こちらの方、秋田は大曲から初参加のTさんです。前週の北上練習会にZ1000で参加、素晴らしい走りを見せていただきました。大会当日はTTR125で参加の予定でしたが、前日のHSR宮城の練習会でエンジントラブルのため走れず急遽、大曲に戻りZ1000を積んで会場に現れました。「絶対転びませんよ〜」なんて言いながら、しっかりZRX1100、ザンザスと練習走行で熱いバトルしてました(笑)。初参加ながら回転の多いコースをスムーズに走り、Nクラス七位と大健闘しました。秋田の二輪ジムカーナが盛り上がるように是非、頑張って欲しい存在ですね(笑)。
各クラス40分の練習走行後、B2クラスよりタイムアタックです。第一ヒート中学生のケンケン君(KSR80)が1:57.598でトップに立ち、それにM原さん(NSR80)、O野寺さん(VTZ250)が続きます。第二ヒート、ケンケン君のタイムが伸びない中、M原さんが1:56.846のタイムを叩き出して逆転優勝!。二位ケンケン君、三位には1:58.040を出したO野寺さん、五位に2:00.930を出したY重樫さん(VT250)が入りました。 M原さんはジムカーナ参戦五年目にして初優勝。五年前、私が一人でジムカーナ始めたとき、最初に興味を持ってくれたのがM原さんでした。いろいろなバイクでジムカーナ挑戦して、ノーマルのNSR80で自分の技量だけで初優勝を成し遂げました。素晴らしいことだと思います、おめでとうM原さん!!。



Cクラスは一位にNSR250R、三位にCBR600Fとゆう激速マシンの中にNSR80で切り込んでいったY田さんが2:04.58を出し、二位にはいる大健闘を見せてくれました。



Nクラスは、B2会長(VTR250)とN島さん(SRX250)がどんな走りを見せてくれるか注目の戦いでした。二人ともこの日のためにハンドルアップの改良を行い、練習も一緒にしていまして、クラブ内からは、「第二のサトvsA井対決」と言われていました(笑)。第一ヒート、会長が痛恨のコースミスでタイムが残せず。N島さんはスムーズな走りで2:12.300を出しましたが、まさかのゴールエリアオーバーラン!三秒ペナルティを貰ってしまいました。第二ヒート、会長がN島さんのタイムを上回る2:09.756を出しましたが、そのあと走行のN島さんが2:08.617を叩き出し再逆転!これでN島さんが三位表彰台、会長は五位とゆうリザルトが残りました。大会終了後、会長がN島さんに詰め寄られていましたが(笑)、会長には来年奮起してもらいましょう、会長頑張れ!。
よいよ、注目のB1クラス。私(TZR250R)とA井さん(ホーネット600)の04年最終決戦が始まりました(笑)。第四戦B1クラス優勝と釜石大会優勝して乗りに乗っているA井さんに対し、私がその勢いを止める事が出来るかに注目が集まりました(注:クラブ員だけが注目(爆)。
しかしながら、自動車学校指導員とゆう立場を利用し毎日練習して、この日のためのタイヤも新品を入れてきたA井さんに対し、バイクに乗る時間もなく練習不足の私・・正直勝ち目はありませんが、最後のあがきで一か八か、バイクのセッティングを回転重視に変えて大会に挑みました。

朝、受付でコース図を見た瞬間、目の前が真っ暗になりました。回転セクションがなんと9ヵ所!。しかも回転はA井さんがもっとも得意としているセクションで、私がもっとも不得意としているセクションです。いくらセッティングして来たとは言え、私が勝てるコース設定ではありません。クラブ員からも「A井さん得意コースだね」と声が上がってます。当のA井さんも朝からニコニコしています。この男、本当にわかりやすい奴です(爆)。

とりあえず40分の練習走行です。練習不足とセッティングを変えたため、なんとかこの時間でバイクをモノにしようと必死で走りましたが、なんとなく私の後ろから渋滞してるような・・振り向くとB1クラスのライバルたちが余裕で追いて来ます。A井さんに至っては完全にアオって来てます(涙)。私の調子を見切ったのか、すぐに追いかけるのをやめて回転の練習を始めたA井さん。得意としていたスラロームの走りが通用しないとなると勝ち目がありません・・私自身が「アウト・オブ・眼中」状態になってしまいました(懐かすィい)。必死に走っていたら40分の練習走行が終了。いつもならラインやコース攻略を考えてる所ですが何一つ出来ずに練習が終わってしまいました。なにより、回転の練習をまったくしていないことに気付き「しまった〜!」と・・もうボロボロです。

トランポの戻り、余りに周りが速い印象だったので、落込んでいましたら、会長から「どうした!サト君元気ねーな」と声をかけられました。喋る気力もなかったのですが「A井くん、速すぎて参りましたよ」ぐらいしか言葉か出ませんでした・・。計測までの間、自分の練習不足を恨み、好みに合わないバイクのセッティングを疑って、頭の中は天体観測状態(笑)そりゃ踏切までかけてくよっちゅー話ですよ!(爆)。

みょ〜にテンション高いままタイム計測となりました。ここで奇跡が起こります。計測待ちの間ウォームアップコースを走っていたのですが、試しに回転をしてみたらハンドルフルロックのまま綺麗に回転出来るじゃありませんか!!、バイクの姿勢も決まって、しかも信じられないくらい小回転です。すぐにA井さんを呼び回転をチェックしてもらいましたが「前よりいいけどまだ回転デカイよ」と言われました。

自分なりに手ごたえを感じましたのでとてもリラックスしてスタートにつけました。私の後にA井さんがスタートでしたが、「俺、サト君のタイムなんか聞かないよ〜」何て言って余裕かましてます。どこまでもわかりやすい奴だなと(爆)。私が第一ヒートスタートして、最初の連続五回転セクションをクリアしたとき思いました「セッティング大当たり!俺にもう弱点はない」と(爆)。ゴールしたときタイムが1:57.618。目標のH野さんが1:57秒台でしたのでとりあえず安心していましたら、マーシャルをしていたO野寺さんから、「あそこで2回転してたぞ!」と言われ、「え?2回転して57秒台ですか!」と確認する私・・そうです、普通に走ってたらトップタイムだったみたいです・・。

私の後、A井さんスタート!綺麗に回転をクリアして磐石の走り・・と思ったら、スラロームセクションでまさかの転倒!!マジッすか!。怪我無く帰ってきたA井さん「チキショー!!何で転んだのか解らない」と大声を張り上げて悔しがります。転倒でブレーキペダルが曲がっていたので指摘すると、「これ修正すると折れるから直さない!このまま走る!」と怒られました(笑)。この時、A井さんの走りの歯車が少しづつ狂っていたのかもしれません。第二ヒート前のウォームアップ走行でも転んでいたのを見て、明らかにいつものA井さんではありませんでした。

第二ヒート、今度は一回転だけして戻ってきた私のタイムは、1:54.227のクラストップタイムをマーク。それを聞いたA井さん、勢いよく走っていきましたが、いつものスムーズなターンが見れません。ところどころで足を着き完全にリズムが狂った走りでした。私に次ぐ1:55.630を出しましたが、ゴールエリアオーバーランでクリアタイムとなりませんでした。かくして、私がB1クラスは初優勝!、ペナルティを貰ったA井さんは四位となりました・・。

・・04年の私とA井さんのジムカーナバトルは終了しました。どちらが速いとか上手いとかはB2クラブ員の中で、話のネタにでもしてもらえればと思います(笑)。来年も厳しい戦いになるし、クラブ員にいいバトルが観せれるように、二人で盛り上げて頑張ります!。

04年B2,B1クラス戦歴
第一戦 第二戦 第三戦 第四戦 釜石大会 最終戦
A井 - 二位 五位 優勝 優勝 四位
サト 二位 優勝 四位 四位 - 優勝

04年の東北二輪ジムカーナ最終戦、終わってみれば四クラスでクラブ員が表彰台に上がる大活躍。しかも8人参加してみんな5位以内に入っているとゆうすごい結果でした。これも北上JGと参加者ご家族皆様の協力があってこそだと思います。また来年もみんなで参加できるようにオフシーズン、仕事に家族サービスに頑張りましょう・・なんちゃって!。ジムカーナ参加クラブ員皆様、今シリーズ大変お疲れ様でした。また来年バトルしましょう!。レポートはこちら。
10/17  ジムカーナ最終戦! サトVSA井のバトル最終決戦!の巻
サトさんほうれん荘

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