2014 7月19日  SAT

ベスパン・キャンプに参加!@福島県沼沢湖キャンプ場。

ベスパンのバタ子さんのお誘いで、
初開催の「ベスパン・キャンプ」に参加することにしました。
ですが?開催日が近づくにつれ週末の天候が微妙な状態に(汗)。
今日は雨のキャンプを覚悟し、
夜勤明け睡眠3時間で福島県沼沢湖に向けて出発!。

自宅を出た時点でもう降りそうな雨空でしたが、
早くも金ヶ崎で本降りとなり、
歩道橋下でホーマック青カッパと500円ゴム長で武装(笑)。
雨の中をつっ走って行きます。雨は降ったり止んだりを繰り返し、
長靴の土踏まずとチェンジペダルをかき上げるつま先の感覚に慣れた頃、
仙台市内の大渋滞にハマる。二車線もあるのにどちら動かないなんて、
とっても都会だ(笑)。雨の中、渋滞に付き合ってたらクラッチを
握る左手が馬鹿になってきた。濡れたグローブの感覚も気持ち悪い。
そして、こういう状況で横をすり抜けていく原付の素早さに毎回感心する。
でも、コレってドライバーに100%甘えてる行為だよね。
クルマが「凶器」となったらバイクは絶対勝てない。
すり抜けていく原付を見て「気をつけて」と思う。

倦怠感を感じてきたので、こういう時は「食う」しかない(笑)。
コンビニで惣菜パンとカップヌードルを買って、
雨の中、ジベタリアンになって食べる・・・う〜ん、とっても旅人っぽいぞ(笑)。
「4号線じゃなく、457号線に迂回して村田に出ればよかった」と
思いつつ、大渋滞は名取を抜ける辺りでやっと解消します。
ようやく福島に入り、「じゃ豆」に緊急ピットイン(笑)。
「眠気の覚める珈琲ください!」と、お店の雰囲気をぶち壊す?
ずぶ濡れの青いカッパと長靴で入店してきた私に驚きながらも(笑)
深入りの珈琲と美味しいケーキを出してくれた岡本さんに感謝!。
仙台の渋滞でだいぶ時間ロスになってしまったので、
沼沢湖までの時間を岡本さんに聞いてルート検討。
どうやら磐越道を使わないと時間的に厳しいようです。
突然入ってきて、岡本さんに馴れ馴れしい私を、
周りのお客さんは「なんなんだ?この青カッパ野郎は」と思ったに違いない(爆)。

岡本さんとの会話で眠気も覚めて甘い物も補充したので(笑)
走る気満々でじゃ豆を出発。
ですが、出発してすぐの弁天橋から大雨に見舞われ(涙)
そのまま所々川になっている4号線バイパスを走ってるうち、
気持ちもへし折られました(笑)。
本当は本宮まで走って、磐梯熱海インターから磐越道に
乗るつもりでしたが、東北道二本松インターから乗ってしまう・・・
久しぶりに時間をお金で買うよ(笑)。

東北道から郡山JCTで磐越道を走ります。
金ヶ崎からここまで、雨はまったく止む気配なし。
猪苗代町に入って磐梯山がお出迎えしてくれるはずですが、
雲が掛かっていて半分も見えない。会津若松市内を高速道路から眺めます。
湿気がある空気のせいか?田んぼの緑が一面に広がってとても綺麗に見えました。

雨の中、メーターが120キロで安定するようにスロットルを
固定していますが、風圧と疲労で右手首が抜けそうだ。
雨の高速走行で楽しめたのはトンネル内。
スロットルは固定しているはずなのに、
引っ張られるようにスピードが上がっていく。
メーターの針がブルブル震えながらとんでもない所を指してた・・・
こんなにスピード出してるのSUGOの裏ストレート以来だわ(笑)。

「このトンネルを抜けた次のインターで下りなきゃ」と思って
トンネルから光の外へと飛び出したら、
そこには雨雲じゃなく夕焼け空が広がっていました。
「うそ!マジかよ〜(涙)」今日初めて青空を見ました。
トンネル一個抜けただけで、こうも天候が変わるもんかい?(笑)。
ここに来るまで雨の中を難儀して来たことが、すべて報われた気がしました。
行ってみないとわからない、行けばどうにかなる、
そして行った人だけ楽しめる・・・まさに「行って来いで、チャラ」(笑)。
自分の行動理念とそれを支えてるCB-Fに感謝したい気持ちでした。

会津坂下インターで磐越道を下ります。
坂下と書いて「ばんげ」と読みます。
そう言えば「ばんげままなんとする」の時間だった(笑)。
坂下インターから国道252号線で只見川を右手に見ながら、
会津柳津の地元スーパーに立ち寄ります。
閉店間際でタイムセールなのか?お惣菜が値引きされててお得感満載です(笑)。
土曜日の夕暮れで賑わう柳津の人々の雰囲気を感じることが出来て新鮮でした。

ビールやら食料を調達しましたが、積める所がにゃい(汗)。
沼沢湖まで20キロちょっと・・・え〜い片手に引っ掛けて運転するべ!
・・・左腕にコンビニ袋をぶら下げたライダーが?
252号線を疾走していきます(笑)。
252号線から県道237号線に左折して山道を登っていきます。
辺りはうす暗くなって濃霧が発生してて
何か出てきそうな雰囲気・・・肩に力が入ってるぞ(怖)。
沼沢トンネルに入ったら恐怖は絶頂に・・・あ〜怖い!ゼッテー何かいる!
背筋寒いー!・・・「せんぱ〜い」・・・レベッカ、ぎゃ〜!!
・・・と恐怖に駆られながら?
キャンプ場に入って「おーい!こっち!こっち!」と
ジャムおじさんの顔を見たときの安堵感ったらなかったです(涙)。
半泣きしながら無事沼沢湖畔キャンプ場に19時過ぎに到着しました。

出迎えてくれたメンバーは、ジャムおじさんと
去年のひめさゆりでご一緒した☆さん、
今年のひめさゆりメンバーのジスロー娘、14Rさんの四人。
後ほどバタ子さんも合流ということで今日のキャンプは6人で楽しく開催です。
皆さんも沼沢湖に着くまで大雨で大変だったらしいですが、
キャンプ場の好天に驚いたそうです。

早速、テント設営・・・その後に飲むビールが最高なんだ(笑)。
バタ子さんも車で到着して全員集合。
サッポロクラッシックで乾杯して「ベスパン・キャンプ」スタートです!。
バタ子さんが肉を焼き、ジャムおじさんが食材を串に刺し、
せっせとバーベキューの準備をしている横で、
それを網に載せているだけなのに「調理してますけど何か?」と
自信気なジスロー娘(爆)。
そんなジスロー娘が「作ったので食べてみてください」と
差し出した料理を口にします。何が入っていてどんな味がしていたのか
記憶がありませんが「お酒のツマミにいいかも」と
答えたことだけは覚えています・・・
たぶん、すごくしょっぱかったんだと思う(爆)。

口直しで食べたジャムおじさんの「プチトマトのベーコン巻き」が
えらい美味かった。普段トマト食べない男なのに、
こういう場所で食べると食わず嫌いもなくなるのかな(笑)。
寝落ち寸前の☆さんと、花泉ロ万を飲み過ぎて?無口じゃない14Rさんと、
相変わらずオイシイ所を持っていくジスロー娘(笑)。
「投げっぱなしオヤジギャグ」を繰り出し続けるジャムおじさんと
それに付き合うバタ子さんを見ながら、
バイク談義は深夜まで続いていきました(笑)。
本当に楽しいひと時・・・。
天候を考慮して、参加を断念した人たちに申し訳ないくらい最高な夜でした。
翌朝につづく〜。画像提供:手作りパンの店ベスパン